昨日は東京で少し時間が空いたので、西武線に乗って所沢に行き、西武対巨人のイースタンリーグの試合を見てきた。西武球場に来るのはずいぶん久しぶりだった。
第二球場はスタンドがない。高校の野球部のグランドのように金網で囲まれていて、その周辺に人々が思い思いに腰を下ろすのだ。

公式戦だが入場料は無料。阪神の鳴尾浜の球場もそうだが、二軍戦では入場料を取らないことも多い。観客数も知れているし、徴収のための人件費が惜しいということだろうが、このことを見ても、NPBの各球団がファームを興行として成り立たせようという気が全くないことはわかる。

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しかし、プロ野球選手は、人様に試合を見てもらってお金を稼ぐためにプロ球団に入ったはずだ。プロ意識を醸成させるためにも、入場料は取るべきだと思う。

平日の昼間なのに、関西独立リーグなどと比べてもはるかに多くの人が集まっている。子供連れや、学生なども多い。

この球場の観戦しづらいこと!グランドは太い金網で囲まれている上に、防護ネットなども置かれていて、打席がしっかり見えない。椅子はほんの少ししかない。芝生は植わっているが、座り心地も良くない。
球団側も「別に来てほしいわけではない」と言っているような感じ。サービスのかけらも感じられない。このあたりを改善しないと活路はないだろう。



バックネット裏を土井正博さんが横切る。この日は夜に西武ドームで試合がある。ヘッドコーチの土井さんは二軍で調整中の選手を視察に来たのだろうか。近鉄で4番を打っていた時代から見ていた。68歳だが若い。あの立派な顔を間近に見てどきどきした。
石井貴、光山英和、現役時代を知る懐かしい顔もあった。

巨人はファームの選手中心。先発は愛媛マンダリンパイレーツにいた岸敬祐。四国で一度だけ見たことのある小柄な左腕。松本哲也が中堅、大田泰示が右翼を守っている。ロメロが軽くキャッチボールをしていた。

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西武は、一軍のような顔ぶれ。先発は平野将光。二塁に片岡易之、DHで高山久、坂田遼もいる。そういえば最近涌井秀章も仲間に加わった。二軍がこんなに充実しては、「バックスクリーンの下で」さんの顔も曇っていることだろう。

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戦力的には明らかに西武が上だったが、初回に1点を先取してから巨人の岸をなかなか打ち込めなかった。しかし4回に1点を追加。以後5点をとって圧倒した。

球団の冷たい対応にもかかわらず、ファンは熱心に試合を見つめている。女性も多かったが「熊代はもう1軍で使ってもいいよね」とか「高山は振りが良くない」とか、凄く詳しい。彼ら彼女らの多くは、夜の1軍の試合も見る。ダブルヘッダーだ。こういうお客さん、大事にしないと。

4回頃から雷が鳴り始めた。どんどん雨が落ちてくる。逃げ場がない。カメラやパソコンが濡れるのが怖いので、試合半ばで退散した。試合が良く見えなかったからスコアブックも付けなかった。

二軍戦でもプロの試合なのだから、もう少しお客さんのことを考えてほしい。その一言だ。

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