時事
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は21日、東京都内で記者会見し、大会中の新型コロナウイルス感染対策として、参加選手に毎日のウイルス検査を実施する意向を明らかにした。
選手団は総勢1万1千人、関係者はやらないというわけにはいかないだろうからそれを入れれば3万人を超すだろう。さらに報道陣や、スポンサー枠の外国人観客もやってくる。トータルではオリンピック関連で、5万人くらいがやってくる。もちろん、選手も関係者も全日いるわけではないが、毎日数万人が検査の対象になる。

東京の小池知事は1日最大8万人くらいのPCR検査を実施することができると言っている。しかしここまで東京都の検査数は抗原検査を含めて1.5万件が最大だ。

選手だけか、関係者も含めてかは知らないが、これだけの人数を毎日PCR検査する能力は東京都にはないと思われる。

恐らく空港検疫と同様、PCR検査ではなく抗原検査になるのではないか。

となれば、PCR検査をするスタッフ、ボランティアを募集することになる。また検査には検査機器や医療スタッフが必要になる。それは手配できるのか?
7月の時点では感染が下り坂になっていても、各地の医療体制は疲弊しているだろうし、ワクチン接種がピークに至ろうとしているから、医療のリソースはかなり厳しくなるはずだ。地方から東京オリンピックのために人員を派遣するのは現実的ではない。

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さらに選手、関係者の中にはワクチン接種を終えて来日している人もいるはずだ。彼らにも毎日唾液を出させるつもりだろうか?
一方で、7月の時点で全く終息していない国からもやってくる。PCR陽性が出た選手、選手団は選手村に隔離することになるが、その対応は可能なのか。日本人のように従順な人たちばかりではない。

橋本会長のこの発言は、世界、そしてIOCに向けたサービストークだろうが、根拠に乏しい空論だと言わざるを得ない。

日本が、PCR検査をそれだけ広範に実施することができるのなら、日本はここまで苦しんでいなかったと思う。


1971~73年梶本隆夫、全登板成績

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