デイリースポーツ
広島は17日、菊池涼介内野手(31)、小園海斗内野手(20)、正随優弥外野手(25)の3選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
菊池涼介が40度近い発熱をしてPCR検査で陽性になった。これを受け選手、指導者、スタッフ74人の検査をしたところ、小園と正随が陽性になった。2人は無症状。
球団は菊池の他、小園と正随の登録を抹消。さらに判定待ちが2人いるという。高熱を発した菊池の容体が気がかりではある。

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昨年の藤浪晋太郎のときには非難の声が上がったが、1年経った今はそういう声は上がらない。今やだれが感染してもおかしくない。プロ野球のように各地を転戦し、ベンチやロッカールームでマスクをせずに密になって声を出していれば、変異体ウイルスに置き換わった今は、高い確率で感染する。
今年に入ってからも巨人で複数の選手、関係者が感染して戦力の入れ替えをしている。

スポーツにおける新型コロナ対策の「肝」は、選手、関係者の感染を防ぐことにある。観客席は、検温、手指の消毒を徹底し、立ち上がったり声を出しての応援を禁止し、飲食も制限し、マスク着用を義務付けることで、リスクを大幅に軽減することができる。
日本のファンは基本的にルールを守るから、観客席のリスクは低いのだ。

それに比べれば、選手、関係者は「声を出して動き回る」のが主務なのだから、感染リスクは極めて高い。

ソフトバンクの孫正義会長は、ホークス試合の「無観客試合」を示唆した。孫会長はオリンピックの開催には否定的だが、無観客にすることで自分のひざ元のプロスポーツの危険性を提言しようとしているのかもしれないが、ここまで必死で感染症対策をしていたスタッフにとってはショックな話だろう。
お金持ちのソフトバンクにとっては、入場料収入など微々たるものかもしれないが、他球団にとっては迷惑な話でもある。

コロナ感染のリスクは、観客席ではなく、ベンチ、ロッカールームに存在する。「無観客試合」は、「観客数を制限した有観客試合」より多少はリスクは低いだろうが、選手が試合をする限り、ベンチ、ロッカールームのリスクの方がはるかに大きい。

東京オリンピックの可否のアンケートは「中止」「延期」に加えて「人数制限した有観客」「無観客」を選択肢にしていることが多い。「中止」「延期」に次いで「無観客」が多いが、それは多くの人がスポーツイベントの実際を知らないからだ。

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「無観客試合」にしてもベンチ、ロッカールーム、スタッフ動線などに、外国から来た選手やスタッフがたむろすれば、リスクは高まる。選手はワクチンを接種していても、未接種のスタッフがうろうろすれば、スーパースプレッダーが一人いればクラスターができると思う。


1971~73年梶本隆夫、全登板成績

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