MLBは、オリンピックに非協力を貫いている。過去の大会の野球競技でもMLBは関与していない。
五輪開催期間中でも一切気を遣わずに、試合を行う。これは北米4大スポーツに共通することであり、反対にオリンピックの方が、これに配慮してスケジュールを組んでいる。「アメリカが世界の中心」というヤンキーイズムを感じる。しかし潔い感じもする。

NPBは前回、1964年のときは、10月10日の開会式までにペナントレースを終了させるようにした。読売新聞が「ON五輪を行く」という企画を組んで、五輪会場で長嶋茂雄がコンパニオンだった亜希子夫人を見初めたのは有名な話だ。

今回のNPBの東京五輪への配慮は半端ではない。五輪前には野球競技会場の横浜スタジアムだけでなく、資材置き場にするために神宮球場も明け渡した。そしてペナントレースは今日、14日で打ち切りになり、オリンピック期間中は試合は行わない。
ここまでJOCに気を遣うのは「野球競技」をオリンピックに入れてもらったからだ。野球の世界戦略を考えてのことだが、日本野球界的には「WBCの夢よもう一度」という感じでもあろう。
しかしたった6か国の争いだ。今、その顔ぶれをチェックしているが、現役メジャーリーガーがいないだけでなく、マイナーリーガーさえいない。引退した選手や大学生なども混じっている。イスラエルなど独立リーグレベル。とんでもない顔ぶれだ。しっかりトップクラスをそろえているのは日本と韓国だけだ。日本が銀メダル以上取らなければ、大変なことになると思う。

NPBは新型コロナ禍に加え、東京五輪への配慮でシーズンがズタズタになっている。稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンの人選もかなりイライラする顔ぶれではあるし、これからの展開もなかなかにストレスがかかりそうではある。

大谷翔平は、日本野球界、五輪界隈のこうしたしがらみが一切ない地平で(地平で!)伸び伸びと野球をしている。これがいいのだと思う。
「みんな、何難しい顔してるんですか!野球やりましょうよ!」と言いそうなあのにこやかな顔こそが、コロナ明け前の我々には数少ない希望の灯になっているのだ。

yankee


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