マイアミ大から2005年、ドラフト1巡目（全体5位）でブルワーズに入団。同期にはジャスティン・アップトン、アレックス・ゴードン、ライアン・ジマーマンなど。

キャリアSTATS




入団時から打撃は折り紙付きで、2年と少しでメジャー昇格。いきなり3割、34本塁打、97打点で規定打席未達ながら新人王。

以後一貫してブルワーズの中軸を打ち続ける。入団時は三塁手だったが、翌年から左翼にコンバートされる。5年連続100打点など中軸打者として安定感のある成績を残した。

同い年のプリンス・フィルダーとはともに生え抜きで中軸を組み、人気を博す。ユダヤ系であり「ヘブライ・ハンマー」と言うあだ名があった。

2009年には第2回WBCにもアメリカ代表として出場する。

評価がやや曇ったのは2011年オフのドーピング検査でテストステロンで引っかかってからだろう。このときは検査の不備と言うことで出場停止はまぬかれたが、2013年のバイオジェネシス・スキャンダルで禁止薬物を購入していたことが発覚し、出場停止処分。

以後もまずまずの成績を上げたものの、大きなダメージを受けた。2011年初旬にブラウンが5年1.05億ドルで契約を延長し、同年オフにフィルダーが契約を延長されずFAになったときには、ブラウンが残ってフィルダーが出たのは人種的な問題ではないか、という意見が出たのを覚えている。

成績が下落して球団がオプションを行使せず、昨年限りでFAとなる。そのまま1年経過したが、オファーはなく引退表明。結果的に、フランチャイズプレイヤーになったが、あと37本に迫った2000安打に未練があったかもしれない。


1988年伊東昭光、全登板成績【オールリリーフで最多勝タイトル】

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