今季筒香は、タンパベイ・レイズ、ロサンゼルス・ドジャース、その傘下のオクラホマシティ・ドジャース、ピッツバーグ・パイレーツでプレーをした。そして劇的なV字回復を遂げた。その足跡を追いかけよう。
まずはレイズ、ドジャース時代。

昨年筒香はレイズで51試合157打数31安打8本塁打24打点、打率.197の成績を上げた。打率は低かったが本塁打はそこそこ出たので、翌年に期待を持たせたのだが。

今季、レイズの戦績

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今季、レイズのケビン・キャッシュ監督は筒香を1番1塁で起用した。これはNPB時代を知る人からは理解に苦しむ起用だっただろう。

開幕2試合で無安打だと3試合目は代打になったが、以後も4月12日までスタメン1番で起用。しかし7試合で4安打、長打は二塁打だけと言う低調ぶりで、ここから下位打線を打つことになった。

しかし26試合で安打が出たのは12試合だけ、マルチヒットは1試合だけ。二塁打は4本だけ。四球こそ8つ選んだが、全くの不振に終わった。
本人も、チームも、役割を決めることができなかったのだろう。

そして5月に入るとドジャースに金銭トレードされる。

Tsutsugo-LAD


レイズでは一塁を守ったが、ドジャースでは左翼になる。しかし、筒香はさらに不振。四球こそ6つ選んだが、12試合で安打は3本だけ。長打はなし。

6月9日に右ふくらはぎを痛めてILとなり、17日にはAAAオクラホマシティ・ドジャースで調整を開始することになる。


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