2戦目は、両軍にとって「勝利の方程式が崩壊した」と言う前提での戦いになった。ヒギンス、マクガフが使えないと言う状況での戦いになったのだ。
ヤクルトは9番で坂口智隆。古巣でのスタメン出場に大きな声援が上がった。安打を打った。

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先発は予想通り、宮城大弥と高橋奎二

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宮城はほぼ1ヶ月休養した甲斐があったと思える、久々の快投。120㎞/h台の変化球を初球から投げ込む度胸はなかなかのものだ。打者は芯を外していたか。

髙橋は制球が甘く、オリの打線は簡単に安打を打っている印象。

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初回は1死から宗が中前打。しかし2死後、ピックオフプレーで刺される。前日の劇的勝利から一夜明けてオリはなんとなく浮ついている印象。

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5回まで宮城はパーフェクト、高橋は毎回の5被安打ながら無失点。これオリックスにとって嫌な展開だ。果たして、6回一死から西浦に安打が出ると、7回も1被安打、ここで95球だから下げるかと思ったが、8回8番西浦を歩かせて二死後、青木にタイムリーを打たれる。

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ここで宮城を降板させたが、ここまで引っ張ったのはヒギンスが使えないと言う背景があったと思われる。できるだけ引っ張りたいと言う思いが、破綻につながった。112球。

続く吉田凌は山田を三振。これは見事ではあった。

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ヤクルトも高橋奎二を引っ張る。こちらもマクガフが使えないと言う苦しさがあったが100球を越えても調子は落ちない。

9回、オリックスはバルガスを上げる。使えるかどうかのテストだったが、

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1死後、サンタナを歩かせ、中村が送り、オスナに安打を打たれる。右翼杉本のジャッグルもあってサンタナの代走の元山が帰ってくる。

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157㎞/hの球速は魅力だが、このシリーズでは使えないか。

髙橋は9回もマウンドへ。高津監督は、吉田正尚が高橋に全くあっていないことが念頭にあったのだろう。最後の打席はいい当たりの遊直だったが、その前は二飛、遊ゴロ、三振だった。オリックスにとっては吉田が単に高橋に合わなかったのか、不振なのか見極めたいところだ。

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結局133球も投げて完封。高橋はこれで今季終了なのだろう。

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両軍ともに課題を抱えて東京へ移る。ヤクルトにはホームゲームだが、神宮ではなく東京ドームなのはどうだろうか?依然として互角ではないか。

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