日本人はSDGsとかダイバーシティとか格好よさげな言葉を使うのが大好きだが、多くの人は「今の生活を1ミリも変えたくない」と思っている。恥ずかしいことだと思うが、それが現実だろう。
日本人にとって「好ましい外国人」あるいは「受け入れることができる外国人」は3種類である。
1つは、主に白人で、今は黒人もいるが、何らかの技能、能力を持っていて日本社会に貢献してくれる人。高額で雇い入れるが、基本的には「お客さん」で、いずれはお帰りいただくのが前提だ。
プロ野球の外国人選手はその典型で、毎年、高年俸で雇用している。しかし人数に制限があり、プロ野球の場合、試合出場できるのは投手、野手共に最大3人、投手野手合わせて最大4人となっている。

2つ目も主に白人、白人系で「日本人より日本人らしい外国人」である。日本の文化にほれ込んで日本に住み、日本人と結婚したりして日本人と同じ生活を受け入れる人たちだ。口を開けば「日本は素晴らしい」という。外国人、特に白人に劣等感がある昔のタイプの日本人の自尊心をくすぐってくれるので歓迎される。「Cool Japan」と言ってくれる人たちだ。帰化して日本人になる人も多い。
そして3つ目は「外国人奴隷」である。産業界が求めて作られた「技能実習制度」で大量に日本にやってきた主としてアジア系の外国人だ。彼らは形ばかりの研修の後、農家や工場で働く。住宅を提供され、日本人よりも安い賃金で働かされる。農家や中小工場の経営者の中には、あからさまな差別をする人もいるという。多くの日本人は自分で呼んでおきながら、ごみのように扱っている。
要するに日本人は「お客さん」か「日本ファン」か「奴隷」しか認めたくないわけで、日本で自国にいるように「普通の生活」をする人は容認したくない。
それを象徴するのが「外国人参政権」だ。外国人でも勤労して所得があれば、納税の義務がある。また日本の法律を順守する義務はあるが、どんなに長く住んでいても日本国籍がない限り参政権はない。「政治に参加したかったら日本人になれ」ということになっている。
21日、「3カ月以上市内に定住する外国籍の人に日本人と同じ条件で投票権を認める東京都武蔵野市の住民投票条例案」が、市議会本会議で反対14、賛成11の反対多数で否決された。
反対に回った人は「これで日本の自治が守られた」「外国人に乗っ取られるのを防ぐことができた」と言っているが、端的に言えば「抗いようもない世の趨勢に、時間稼ぎで抗って見せた」だけのことだと思う。
日本では人口減少が全く止まらない。若い世代がどんどん少なくなる中で、外国から様々な階層の人々を受け入れないと今後の発展がないのは間違いないところだ。
つまり今後は「外国人を日本に受け入れて、一緒に暮らすこと」を前提として、議論を始めるべき時期に来ているのに、その以前の段階で食い止めてしまったのだ。
「将来どうなるかは知らないが、とりあえず俺たちの代で社会の仕組みを変えずに済んだのは良かった」で済まそうとする日本人の怠惰が、将来に禍根を残すことになったのだ。
2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】
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2つ目も主に白人、白人系で「日本人より日本人らしい外国人」である。日本の文化にほれ込んで日本に住み、日本人と結婚したりして日本人と同じ生活を受け入れる人たちだ。口を開けば「日本は素晴らしい」という。外国人、特に白人に劣等感がある昔のタイプの日本人の自尊心をくすぐってくれるので歓迎される。「Cool Japan」と言ってくれる人たちだ。帰化して日本人になる人も多い。
そして3つ目は「外国人奴隷」である。産業界が求めて作られた「技能実習制度」で大量に日本にやってきた主としてアジア系の外国人だ。彼らは形ばかりの研修の後、農家や工場で働く。住宅を提供され、日本人よりも安い賃金で働かされる。農家や中小工場の経営者の中には、あからさまな差別をする人もいるという。多くの日本人は自分で呼んでおきながら、ごみのように扱っている。
要するに日本人は「お客さん」か「日本ファン」か「奴隷」しか認めたくないわけで、日本で自国にいるように「普通の生活」をする人は容認したくない。
それを象徴するのが「外国人参政権」だ。外国人でも勤労して所得があれば、納税の義務がある。また日本の法律を順守する義務はあるが、どんなに長く住んでいても日本国籍がない限り参政権はない。「政治に参加したかったら日本人になれ」ということになっている。
21日、「3カ月以上市内に定住する外国籍の人に日本人と同じ条件で投票権を認める東京都武蔵野市の住民投票条例案」が、市議会本会議で反対14、賛成11の反対多数で否決された。
反対に回った人は「これで日本の自治が守られた」「外国人に乗っ取られるのを防ぐことができた」と言っているが、端的に言えば「抗いようもない世の趨勢に、時間稼ぎで抗って見せた」だけのことだと思う。
日本では人口減少が全く止まらない。若い世代がどんどん少なくなる中で、外国から様々な階層の人々を受け入れないと今後の発展がないのは間違いないところだ。
つまり今後は「外国人を日本に受け入れて、一緒に暮らすこと」を前提として、議論を始めるべき時期に来ているのに、その以前の段階で食い止めてしまったのだ。
「将来どうなるかは知らないが、とりあえず俺たちの代で社会の仕組みを変えずに済んだのは良かった」で済まそうとする日本人の怠惰が、将来に禍根を残すことになったのだ。
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曲がりにもWBC連覇の国なのに…(それとて10年以上前ですが)。
イチローが新人王で、大谷が満票でMVPを獲れるMLBの「普通さ」がずーっと羨ましいと思っています。