今年、独立リーグの試合もたくさん見たが、一番すごい投手だと思ったのは九州、火の国の石森大誠ではなく、高知ファイティングドッグスの藤井皓哉だった。


藤井はおかやま山陽高から2014年、ドラフト4位で広島に入団したが、一軍でも二軍でもパッとせず、昨年オフに自由契約となった。

キャリアSTATS

Koya-Fujii


1つ1つのボールはいいのだが、コンビネーションが悪く打ち込まれることが多かった。配球が良くないうえに、制球もやや甘かった印象だ。

しかし高知に移籍した今年、圧倒的な投球を見せた。
5月9日のソフトバンクとの三軍戦ではノーヒットノーランを記録、私は8月29日に高知東部球場で藤井がソフトバンク三軍相手に投げるのを見たが、この日も圧倒的で8回を投げて2被安打9奪三振、1与四球、自責点0だった。

内角にずばっとくる速球の威力は圧倒的で、打者は空振りをしたり詰まったあたりを打ったりしていた。こんなすごい投手がなぜ、埋もれているのかと思った。

東部球場のバックネット裏はエアコンの設備がなくて暑苦しかったが「藤井は8月末のトレード期限までに、NPB球団に呼ばれるんじゃないか」と梶田宙さんと話をしていた。

Fujii-Koya


ソフトバンクが獲得したのは、よほど印象が強烈だったのだろう。育成契約だが、実力があれば大丈夫なはずだ。

広島はトラックマンを導入せず、昔ながらの指導法で投手を育てている。ソフトバンクに行けば、新たな視点で藤井皓哉の長所が見いだされるのではないかと思う。


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