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日本ハムが新球場へ移転後「札幌ドーム」はどうなってしまうのか?
札幌ドームは、試合は見たことがないが、日本ハム広報との打ち合わせのために2018年のオフに言った。アクセスは良くない。札幌の中心部から南東方向に7㎞、札幌市営地下鉄東豊線の福住駅から結構歩くことになる。

気の毒だなと思ったのは、通路や周辺のフラッグ、看板の扱い。ファイターズとコンサドーレ札幌がちょうど半分ずつ掲示されているのだ。
日本ハムファイターズはコロナ前の水準でいえば、毎年71,2試合の主催ゲームのうち58試合前後をこの球場で行い、150万人前後の観客を動員しているが、コンサドーレは、1.8万人平均で20試合前後、30数万人だ。これでイーブンというのでは、日本ハム側はやりきれないだろうとは思った。

日本ハム側は永年「指定管理者に」と要望してきたが、ついにかなえられなかった。つまり、ファイターズは球場を「お借りしている」だけであり、球場使用料は年間9億円、関連費用も含めて26億円とされ、選手年俸に匹敵するコストになっていた。売り上げ100億円前後の日本ハムにとって非常に重たい負担だったので、賃貸料の軽減を申請したが、突っぱねられ、逆に値上げされた。であれば球場内の広告や物販を任せてもらおうと「指定管理者」の指名を求めてきたが、これもかなわなかった。
このためにスタジアムで売られているホットドッグのウィンナーは伊藤ハムのものなのだという。

この球場は第3セクターの株式会社札幌ドームが運営を行っている。確かに日本ハムの観客動員が跳ね上がって人気球団になったのは、札幌に移転してからであり、札幌ドームからすれば「俺たちが助けてやったんだ」という気持ちもあるかもしれない。
また、北海道は「官尊民卑」の傾向が強く、民間企業を下に見る風潮が強いという。

さらに言えば、札幌ドームは野球、サッカーだけでなく音楽イベントでも大きな集客があり、約40億の年商があった。だから強気だったとされるが、音楽イベントで最大の売り上げがあった嵐のコンサートは解散によって2019年を最後に終了。じり貧状態になっていた。

札幌ドームはネーミングライツの募集をしたが、これも強気の商売で、結局スポンサーがつかず。パの6球団で1つだけ設立時のネーミングのままだ。

日本ハムが札幌ドームへの移転を決めたのは2016年のことだが、近年のファイターズの不振は、離婚することが決まったパートナー=札幌ドームと同居している居心地の悪さが、一因かもしれない。

新球場ができる北広島にも行ったが、いまのところアクセスは良くないが、こちらは自治体挙げて歓迎しているのでアクセスは向上するだろう。

株式会社札幌ドームは売り上げが3分の1になって、赤字転落するだろう。山川広行社長は北海道銀行副頭取からの転身だが、第3セクターの会社は「無責任体質」と相場が決まっている。窮迫すれば、大阪ドームのように、身売りを考えるのではないか。

ま、私は今年札幌ドームにぜひ行ってみようと思っているが。

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