水島新司の原稿に追われて、ブログの予定が狂ってしまった。その間に、自主トレ中のプロ野球選手が次々と感染している。
15日
巨人は15日、育成の保科広一外野手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

17日
巨人は17日、重信慎之介外野手(28)と萩原哲捕手(23)が球団が同日に実施したスクリーニング検査で新型コロナウイルスの陽性判定が出たため医療機関を受診したところ、陽性と診断されたと発表した。

重信は熊本市内で自主トレ、萩原は都内で都内の施設で15日に感染が判明した保科とともに自主トレをしていた。

17日
佐賀・嬉野市内で自主トレ中だったソフトバンク柳田悠岐外野手、日本ハム清宮幸太郎内野手、ロッテ安田尚憲内野手、西武戸川大輔外野手、ソフトバンク谷川原健太捕手、真砂勇介外野手の選手6人、スタッフ2人の計8人が感染。
参加している一部選手が15日に体調不良を訴えたため、参加選手らが16日にPCR検査を受け、判明した。


オミクロン株は、マスクを着用せずに会食すれば、ほぼ100% 感染すると言われている。プロ野球のキャンプでは報道陣やスタッフの感染症対策は厳格で、動線も厳しく分けられているが、練習をする選手はマスクはしていない。また大声を出して気合を入れたりしている。ハイタッチは禁止だが、身体に触れることも普通にある。

これまでならウィルスを持っている人がそもそも少なかったから、それでも感染はまぬかれたが、オミクロン株の場合、全く自覚症状のない感染者が市中にたくさんいると考えられる。
選手、あるいは身近にいるスタッフがウィルスを持ち込めば、かなり注意をしていても観戦してしまうはずだ。

無症状の選手は最低でも10日間は自宅待機、有症状の場合は入院となるが、陰性が確認されて復帰するのは早くても月末になる。

今後も自主トレで陽性者が出る可能性は極めて高いが、以後の選手は2月1日のキャンプに間に合わなくなる可能性が高い。

オミクロン株は重症化しないとされている。従来の基準を厳守する限り、感染の拡大とともに春季キャンプなど、今後のプロ野球の日程は変更を余儀なくされるだろう。

東京、大阪では今日、6000人以上の新規陽性者が出るようだ。もはや「感染を防ぐ」のではなく「感染する前提で」社会生活をどう営んでいくかと考える段階だろう。

政府がオミクロン株に対して何らかの決断をすべき時ではないか。

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