昨日は筑後のソフトバンクC組のキャンプを見に行った。育成レベルの選手が中心だが、コロナ明けの松田宣浩、柳田悠岐が混ざっていた。

そのレポートはNumber Webで書くのでここでは触れない。

注目したいのは2年ぶりに観客を入れたことだ。私は9時過ぎに球場に行ったが、すでにファンが行列していた。検温と手指消毒をすれば入ることができる。

この球場は九州新幹線の「筑後船小屋」駅のすぐ隣にあり。ゴロゴロとスーツケースを引っ張りながら球場に入る女性もいる。ソフトバンクのウィンドブレーカーを羽織った男性もいる。

私は半ば仕事という感覚があるから春季キャンプに毎年行くが、率直に言ってキャンプ見学は、そんなに面白い見ものではない。
確かに、コロナ前までは、日ごろスタジアムで見るだけの選手の違う表情を見ることができるし、サインをしてもらったり、キャンプ限定グッズを勝ったりできたわけだ。

しかしコロナ禍では、選手とファン、報道陣の動線は非常に厳格に分けられている。ファンはもとより、報道陣でさえも声をかけることはできない。サインや一緒に写真に写ることなどもってのほかだ。

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ファンはメイングラウンド、サブグラウンドの客席から選手を見るだけ。しかもエリアは限定され、朝などは遠くでアップしている選手を遠望するのみ。

中には大きなレンズで選手を撮影しているファンもいるが、じっと座って遠くを見つめているファンの方が多い。

シートノック、打撃練習も観ることができるが、客席も限定され、声をかけることもできない。

私など何が面白いのかな、と思う。しかし話を聞いていると初日から連続で来ている人もいる。
おそらく選手と同じ空気を吸って満足しているのだと思うが、昔はこんなファンはそんなにいなかった。

大昔、呉で行われていた南海ホークスのキャンプなどは土日以外はファンはいなかった。近隣の人が見に来ていただけだ。そのころのファンは試合を見ることがメインで、キャンプは重要ではなかったのだ。

そういえば春よりずっと地味な秋季キャンプ、西武の日南のキャンプに、東京から毎週末来ている女性ファンがいた。

昔のファンと今のファンでは「濃密さ」が違う。今のファンは総じて「ヲタク化」しているのではないかと思う。

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