だいたい毎年やってきたと思うが、投打の数値から戦力の推移をみるマトリックスを作った。
いろんな数値を使ってきたが、今年はシンプルである。縦軸は投手力(総失点÷試合数)、横軸は打撃力(総得点÷試合数)。2020年と2021年の比較。ブルーの点線は2020年のポストシーズン進出エリア、茶色の点線は、2021年である。

Matrix-CL


左下から右上にポイントが推移すると投打の戦力向上、右上から左下が投打の戦力下落と言うことになる。

巨人は投打ともに戦力がダウン、特に打線が衰退している。阪神は投手力は上がったが打線がやや落ち込む。そしてヤクルトは投打ともに急上昇、特に投手力が急上昇したことが分かる。

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中日は投手力はアップしたが、打線は極端に弱体化。ほとんど問題外の領域だ。
広島も投手力はアップしたは、打線は弱体化。DeNAは投打ともにダウン。

これまでの経験でいえば、ヤクルトのように戦力が急上昇したチームは、また急速に下がる可能性が結構ある。

それに比べれば動きの幅が小さい巨人、阪神は戦力的に安定しているのではないだろうか?

中日の戦力低下の著しさが気になるところではある。


2021年山﨑福也、全登板成績

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