一般社団法人日本独立リーグ野球機構(IPBL)と四国アイランドリーグplusは、2月28日、琉球ブルーオーシャンズの除名を発表した。
琉球ブルーオーシャンズのIPBL賛助会員除名のお知らせ
一般社団法人日本独立リーグ野球機構構(会長:馬郡健)は、本日の理事会および社員総会にて、琉球ブルーオーシャンズ(株式会社BASE沖縄野球球団、沖縄県宜野湾市大謝名85-5MINEBldg3-B、代表取締役:北川智 哉)を賛助会員から除名したことをお知らせいたします。


Wikipediaによれば「除名」とは
ある団体の構成員に対し、当該構成員の意に反して構成員たる地位を失わせる処分。 通常、当該構成員が団体の規則に違反し、それに対する制裁として行われる。 この場合、地位の復権は認められない。

単にIPBLを抜けるのなら「退会」「脱退」となるはずで、おだやかではない表現である。

琉球ブルーオーシャンズは2020年にIPBLに加盟した。
IPBLは、

野球選手を育成する会員(独立リーグ)が協力し合い、野球が地域社会の文化的公共財であることを認識し、これを普及して地域社会の市民生活の向上をはかるとともに、野球事業の推進を通してスポーツの発展に寄与し、日本の地域社会の繁栄と国際親善に貢献することを理念とする。

と言う理念を掲げているが、地域で設立された独立リーグ球団がリーグ戦を行う中で、地域に密着し、地域の理解を得て市民権を得ていくのが基本的なビジネスモデルだ。

しかし琉球ブルーオーシャンズは、設立から2年、どこかのリーグに加盟することもなく四国や九州と試合はしていたが、独立リーグとしての体を成していなかった。ただ、それが「除名」につながるのかどうかはわからない。
今年に入ってアジア全体からアカデミー生を募集し、人材育成を行うと発表した。新たなビジネスモデルだろうが、それ自体も問題があるとは思えない。高知ファイティングドッグスや栃木ゴールデンブレーブスなどアカデミーに力を入れている球団は結構ある。

「除名」と言う厳しい処分は、そういう次元の問題ではないと思う。
今季、ヤマエ久野九州アジア野球リーグは琉球との試合を組んでいない。福岡北九州フェニックスが加盟したことで自前でリーグ戦ができるからでもある。昨年はあった四国アイランドリーグplusとの交流戦もなくなっている。

ただ琉球に関しては昨年、九州での交流戦時に選手がガールズバーで遊んでコロナウイルスを相手チームまで感染させたという事件もあり、九州アジア野球リーグが良い感情を持っていなかった可能性は高いだろう。

私は2020年2月に春季キャンプ中の琉球ブルーオーシャンズを取材したが、率直に言って非常に胡散臭い印象を受けた。
控えめに言っても小さなことから地道に活動するという独立リーグのカラーとは相いれない感じがしたのだ。

報道されていない出来事があったのではないかとも思う。IPBLは最近ごたごたしている印象だ。また話を聞きに行こうと思う。

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