今日の開幕戦、日本ハムは昨年、ドラフト8位の北山亘基を先発させる。

京都産業大からドラフト8位で入団した22歳だ。
オープン戦では5試合に投げて2セーブ、6回13奪三振、自責点0と言う好投ではあった。
しかし日本ハム投手陣ではエースの上沢直之も伊藤大海も好投している。北川を開幕投手にすると言うのは「奇策」である。

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新庄監督改めBIGBOSS監督は、福岡での開幕3試合は「遊ぶ」と言っている。本気になるのは札幌に戻ってからだと。

何のために重要な開幕3連戦を「遊ぶ」のかはよくわからない。ただ「今年は勝敗にこだわらない」ことを強調したいのだとは思う。そのうえで1つでも勝てれば御の字だ。

さらには本拠地開幕以降も「遊び」のムードを振りまいて、今シーズンはどんな成績であっても、ファンに文句を言わせないような空気を醸成するのだろう。

野球通を自認するファンや評論家はここまで新庄剛志の一挙手一投足をとらえて「わかってる」「さすが」「やることが斬新」「意外にベーシック」などとほめそやしたが、シーズンが始まっても、そうした賛辞は続くのだろうか?

私は落語の「ちりとてちん」を思い出す。腐った豆腐にカビが生えて華が開いたようになったのを、大家の大旦那が「長崎名物ちりとてちん」と偽って、なんでも知ったかぶりをする男に食べさせるのだ。「う、目がピリッとして鼻につんとくる、これこそ本場のちりとてちん」などと言いながら、知ったかぶりの男は腐った豆腐を口に入れて苦悶する。

新庄日本ハムへの賛辞も「ちりとてちん」を口に運ぶ、しったかぶりの類だったのかもしれない。

これまでの新庄日本ハムの動きを見ていると、この後何かすごい秘密兵器が出そうな気がしない。このままシーズン終了まで行くのではないか。

私はキャンプ中にいなくなるかと思ったが、それはなかった。それは新庄にとって良かったのだろう。

日本ハム監督になる前の新庄は「あの人は今」的な存在であり、テレビでは「珍獣」扱いされていた。しかし今は、大スター並みの扱いであり、CMも何本もついた。

資産を持ち逃げされたと言われる新庄剛志にとっては、ここまでは大成功だったのだろう。あとは「撤退戦略」になるのではないか?


NOWAR


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