
今日のNumber Wedでこういう記事を書いた。なかなか難しい問題ではあるが、さらに考えを深めていきたい。
まず、千葉ロッテでは投手の肩ひじの状態について、きわめて精細なデータを最新で得ているということ。超音波検査など機器を使った検査に加えて、整形外科医や理学療法士と連携して、投手のコンディションについてオンタイムで情報を伝えている。
それだけでなく、投球フォームや回転数などの精細な情報も投手ごとにまとめられている。ZOZOマリンにはトラックマンが設置されているので、その情報も集積されている。
とりわけ佐々木朗希については入団時点から、肩肘の状態を詳細にチェックしてきた。そのうえで、吉井コーチ、井口監督は、佐々木を投げさせる「ガイドライン」を設けていた。

投手によっては、メディカルデータやコンディションよりも、現場の事情を優先させることがある。その結果としてトミー・ジョン手術をすることになった種市篤暉のような例もある。今年からピッチング・コーディネーター(PC)となった吉井理人は、ブログで種市を酷使したことを反省していた。
ありていに言えば、投手の中にも「優先順位」があるのだ。リスクを承知で起用し続ける投手、コンディションを十分に確認して慎重に起用する投手。佐々木朗希が「優先順位1位」の投手なのは間違いない。
吉井PCは17日の日本ハム戦は「6回で降ろしたい」と言った。前回登板の疲労、さらに17日登板での投球内容やフォームなどを加味しての判断だろう。
しかし、首脳陣も吉井CDもまさか「次の試合も8回までパーフェクト」をするとは夢にも思っていなかった。10日と異なり、かなり問題ある投球をしたにもかかわらず、佐々木は「やってしまった」のだ。そのために「交代のタイミングを見出せなかった」というのが本当のところではないか。
今季のMLBでは4月7日のダルビッシュ有(ダイヤモンドバックス戦6回0被安打4与四球3奪三振92球)や、4月13日のクレイトン・カーショウ(ツインズ戦7回0被安打0与四球13奪三振80球)のように、ノーヒットノーランやパーフェクトのままで降板する例が出ている。
球団経営者や指導者は、そうした一時的な大記録よりも、莫大な契約金で抱えている大物投手や、今後ビッグビジネスをもたらしてくれそうな有望投手は、できるだけ故障せず、長く、安定的に活躍してくれる方がいい、と割り切っているのではないか。
そして千葉ロッテもそう考えている。「あと1イニング」投げたことで潰れるかどうかはわからないが、その危険性があることも事実だ。それがわかっていて「大事な資産」を、リスクに晒すことはしない、というのが本当のところだろう。

今だったら、初登板・初セーブ
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ありていに言えば、投手の中にも「優先順位」があるのだ。リスクを承知で起用し続ける投手、コンディションを十分に確認して慎重に起用する投手。佐々木朗希が「優先順位1位」の投手なのは間違いない。
吉井PCは17日の日本ハム戦は「6回で降ろしたい」と言った。前回登板の疲労、さらに17日登板での投球内容やフォームなどを加味しての判断だろう。
しかし、首脳陣も吉井CDもまさか「次の試合も8回までパーフェクト」をするとは夢にも思っていなかった。10日と異なり、かなり問題ある投球をしたにもかかわらず、佐々木は「やってしまった」のだ。そのために「交代のタイミングを見出せなかった」というのが本当のところではないか。
今季のMLBでは4月7日のダルビッシュ有(ダイヤモンドバックス戦6回0被安打4与四球3奪三振92球)や、4月13日のクレイトン・カーショウ(ツインズ戦7回0被安打0与四球13奪三振80球)のように、ノーヒットノーランやパーフェクトのままで降板する例が出ている。
球団経営者や指導者は、そうした一時的な大記録よりも、莫大な契約金で抱えている大物投手や、今後ビッグビジネスをもたらしてくれそうな有望投手は、できるだけ故障せず、長く、安定的に活躍してくれる方がいい、と割り切っているのではないか。
そして千葉ロッテもそう考えている。「あと1イニング」投げたことで潰れるかどうかはわからないが、その危険性があることも事実だ。それがわかっていて「大事な資産」を、リスクに晒すことはしない、というのが本当のところだろう。

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