前の登板よりも良かったのは間違いはない。しかし「ダル!よくやった」と言うほどの出来でもない。首脳陣もはらはらしながら次回に希望を託したという所だ。


今や東西の横綱とも称すべきデトロイト・タイガース=DETとテキサス・レンジャーズ=TEXの強力打線の激突。ダルビッシュはその頭の登板を任せられたのだから、まだ首脳陣は期待を寄せているということだ。一昨年くらいの松坂大輔は、ニューヨーク・ヤンキース=NYY戦には投げさせてもらえなかった。
今日の大きな違いは、捕手がナポリでなくトレアルバだったこと。ダルは日本ハムでは鶴岡と組むことが多かった。TEXはパーソナルキャッチャーは作らないと言ったが、スプリングトレーニングで最初にバッテリーを組んだトレアルバとの相性は、ナポリよりも多少良いのかもしれない。
初球は低めの4シーム。ボールと言われても仕方がない微妙な球だったが、主審エスタブルックの手が上がった。これが大きい、ダルはノーワインドアップから速球主体に攻めていく。オースチン・ジャクソンは右飛。
しかし、ブレナン・ボッシュは8球粘って歩く。無駄球が多い投球は治っていない。前途多難を思わせたが、DETの誇るカブレラ、フィールダーの二門をゴロに打ち取った。なにはともあれ、無失点は喜ばしい。
相手のウィルクも煮え切らない投手だ。変則投法だが、球にキレがなくやたら安打を打たれ、走者を背負って投げた。当然球数も多くなる。
先取点をもらった2回もボールが先行する。ダルビッシュはMLBへきてから下位打線に捕まることが多くなった。NPB時代は下位打線はほとんど問題にしなかったから、少し手を抜く癖がついている。しかしMLBでは下位打線と言っても選球眼がいいし、長打ももっているから、自然、球数が多くなる。2回も19球を費やしてしまった。
3回も先頭のサンティアゴを歩かせるが、何とか0点で抑える。
しかし4回、フィルダーを歩かせ、デルモン・ヤングに二塁打を打たれ無死2、3塁。また崩れるか、と思ったが、ここはケリーの二ゴロの間の1点でとどめた。前回よりも少し集中力があるように思う。
5回にTEXが追加点を挙げ4-1となる。ダルも少し余裕が出たのか、三者凡退で抑える。この時点で82球。何とか初のQS(6回以上投げて3自責点以下)は大丈夫そうだ。
6回、カブレラ、フィルダーをアウトにしてからデルモン・ヤングを歩かせる。このあたりが、問題大有りだ。中心打者には集中するが、その後ろに出塁される。エースと呼ばれる投手にはよくある悪癖だ。ワイルドピッチでピンチを作るが、ヤングを三塁でアウトにする。こういうはらはら野球がダルビッシュ名物になるかもしれない。
7回は息が上がっているようにも見えた。打ち直しのアヴィラを歩かせ、ケリーは二塁キンズラーの失策で出塁。ぺラルタを三振に切って取った時点で球数が121球にのぼり、マウンドでボールを取り上げられた。最後のスライダーは素晴らしかったし、選手たちはダルを祝福していたが、途中降板は途中降板。
NPBでは5年間もイニングの途中で替えられたことのなかったダルが、MLBでは3試合連続で、マウンドから降ろされた。ダルは「勝ち星だからそれでいい」とは思っていないはずだ。
徐々にボールにもマウンドにも慣れて、ストライクが入ってきだしたのはいいが、球数があまりにも多すぎる。
首脳陣の信頼を得るために必要なのは、三振の数ではなく、凡打の数を増やすことだろう。
しかし、ダルの投球は、本当に松坂大輔によく似ている。マウンドでじりじりしながら投げている感じがそっくりだ。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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今や東西の横綱とも称すべきデトロイト・タイガース=DETとテキサス・レンジャーズ=TEXの強力打線の激突。ダルビッシュはその頭の登板を任せられたのだから、まだ首脳陣は期待を寄せているということだ。一昨年くらいの松坂大輔は、ニューヨーク・ヤンキース=NYY戦には投げさせてもらえなかった。
今日の大きな違いは、捕手がナポリでなくトレアルバだったこと。ダルは日本ハムでは鶴岡と組むことが多かった。TEXはパーソナルキャッチャーは作らないと言ったが、スプリングトレーニングで最初にバッテリーを組んだトレアルバとの相性は、ナポリよりも多少良いのかもしれない。
初球は低めの4シーム。ボールと言われても仕方がない微妙な球だったが、主審エスタブルックの手が上がった。これが大きい、ダルはノーワインドアップから速球主体に攻めていく。オースチン・ジャクソンは右飛。
しかし、ブレナン・ボッシュは8球粘って歩く。無駄球が多い投球は治っていない。前途多難を思わせたが、DETの誇るカブレラ、フィールダーの二門をゴロに打ち取った。なにはともあれ、無失点は喜ばしい。
相手のウィルクも煮え切らない投手だ。変則投法だが、球にキレがなくやたら安打を打たれ、走者を背負って投げた。当然球数も多くなる。
先取点をもらった2回もボールが先行する。ダルビッシュはMLBへきてから下位打線に捕まることが多くなった。NPB時代は下位打線はほとんど問題にしなかったから、少し手を抜く癖がついている。しかしMLBでは下位打線と言っても選球眼がいいし、長打ももっているから、自然、球数が多くなる。2回も19球を費やしてしまった。
3回も先頭のサンティアゴを歩かせるが、何とか0点で抑える。
しかし4回、フィルダーを歩かせ、デルモン・ヤングに二塁打を打たれ無死2、3塁。また崩れるか、と思ったが、ここはケリーの二ゴロの間の1点でとどめた。前回よりも少し集中力があるように思う。
5回にTEXが追加点を挙げ4-1となる。ダルも少し余裕が出たのか、三者凡退で抑える。この時点で82球。何とか初のQS(6回以上投げて3自責点以下)は大丈夫そうだ。
6回、カブレラ、フィルダーをアウトにしてからデルモン・ヤングを歩かせる。このあたりが、問題大有りだ。中心打者には集中するが、その後ろに出塁される。エースと呼ばれる投手にはよくある悪癖だ。ワイルドピッチでピンチを作るが、ヤングを三塁でアウトにする。こういうはらはら野球がダルビッシュ名物になるかもしれない。
7回は息が上がっているようにも見えた。打ち直しのアヴィラを歩かせ、ケリーは二塁キンズラーの失策で出塁。ぺラルタを三振に切って取った時点で球数が121球にのぼり、マウンドでボールを取り上げられた。最後のスライダーは素晴らしかったし、選手たちはダルを祝福していたが、途中降板は途中降板。
NPBでは5年間もイニングの途中で替えられたことのなかったダルが、MLBでは3試合連続で、マウンドから降ろされた。ダルは「勝ち星だからそれでいい」とは思っていないはずだ。
徐々にボールにもマウンドにも慣れて、ストライクが入ってきだしたのはいいが、球数があまりにも多すぎる。
首脳陣の信頼を得るために必要なのは、三振の数ではなく、凡打の数を増やすことだろう。
しかし、ダルの投球は、本当に松坂大輔によく似ている。マウンドでじりじりしながら投げている感じがそっくりだ。
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コメント
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今日はボールこねこね、していましたね。少し慣れたようにも見えます。ただ。。。ハラハラのマウンドはダイスケさんの専売特許なんで。ダルビッシュには打者を圧倒してほしいですね。
今日も球数が多い…よく7回もいかせたなと思いました。無駄球とありますが、まぁ視聴者ふぜいがいうのもなんですが、「おい!そこは勝負しろよo`・з´・)p」と思うシーンが幾度もある。投手有利カウントで無駄球を投げるのは、NPBの「一球はずす」癖があるからなのか?と勝手に考察しております。
あと、初級ストライク率(←そんなのがあるかは知りませんが)は、たぶんメジャーワーストレベルではないかなと。ヘルナンデスの投球を観ていたら感じずにはいられませんでした。
被安打2は一見いいかもしれませんが、四球を入れたイニング換算をすれば、毎回1人以上の走者を背負ってるわけで、「またか…」とため息が出ずにはいられない投球が続いてるのは確かです。
質問ですが、その後に投げたオガンドの球が素晴らしいのはわかるのですが、ダルさんが投げたボールは振らないのに、同じようなコースに投げたオガンド(だけではないですが)のは振るのは何故でしょうか?時にはオガンド以上の球を投げてる時もあるのに、「あれ振らないのか…」とおもったので。
長くなりましたが、7回のエラーはセカンドです。よかったら回答してください。お願いしますm(__)m
修正しました。ありがとうございます。
いつも思うのですが、ダル(だけでなく日本の投手全般に言えますが)は、主審との相性が良くないのではないでしょうか。リズムが悪いというか。それでボールになる率が高いとまでは言いませんが、ベンチから「見ていけ」という指示が出ているとも思いますが。
TEXの3番手、4番手投手だと思って見れば、上出来なんですけどね。そう思って見てくれる人は、まずいないでしょうね。
試合中にでも、色々投げ方変えたりして、試行錯誤してますね。
ろくごう様も指摘してしますがMLBでのダルビッシュは2順目以降になると特に直球で空振りが取れてないんですよね。
今日も初回に4シームでの空振りが3球ありますがそれ以降直球を空振りさせた球はありませんでした。
それと前回の試合から2シームをほとんど使わなくなってるのも気になります。
正直今のままだといつ痛い目にあってもおかしくない感じなんですよね…とりあえず結果としては初めてのQSを達成しましたし、次回に期待というところでしょうか。
そのうち現地でも莫大な投資の是非が叩かれ始めると思います
ダルビッシュがファイターズにいる時から、オリックスの
岡田監督が言っております。
NPBでは突け込むことも困難ですが、MLBではそれが可能なのでしょう。
ここまでも松坂と一緒です。
逆球がいいコースに決まったり、甘く入った直球を打ち損じてくれたり、色々とラッキーもありました。
そして、調子が少し上がったところで強豪DETと対戦というタイミングも良かった。前回までの内容だったら、もっと失点していたでしょう。おそらくこの辺は監督・コーチがちゃんと計算していたはず。
配球については、試合ごとに2シームを減らし、ついに投げなくなりました。制球が難しく「使えない」と判断したのでしょう。このあたりのクレバーさは流石です。今日はカーブに手応えを感じたでしょうから、今後はこれを投球の軸にするんじゃないでしょうか。
それにしてもTEXは強い! ライバルのLAAがずっこけてますし、もう当確ランプを出していいんじゃないでしょうか。
まず、カーブでストライクが取れたこと。落差もあり、非常に効果的でした。
次に、4シーム主体にしたことで、球威があり、打者を押し込んでいたことです。
課題は、まだ、高く抜ける速球が多いこと、スライダーが、高いか低いか、どちらかになってしまい、曲りも小さいことですね。要は、制球の問題。
全体的に、6割程度の出来と見ています。逆に、ほとんど、速球とカーブだけで、これだけの投球が出来るところにポテンシャルの高さを感じます。
管理人は、かなり辛口ですが、まだ、3試合ですよ!あと、30試合ほど登板があるのです。
さまざまな条件が、日本とは違うのです。まだまだ、彼には、時間が必要なのです。少しずつ良くなっていけばいいのです。現段階では、十分だと思いますね。
今日見た限り、ちょっと痩せたような気がします。フィルダーと並んだからかもしれませんが。
停滞はあっても後退は無し、内容結果とも一戦ごとに漸進しつつあるので
今日の試合も「良かった」「悪かった」の二択であれば「良かった」に分類したいと思います。
(今後の期待値込み。「好投」と賞賛するには違和感有り)
本来の彼への期待は当然ずっと上なので、早いところ圧倒的な投球をアメリカのファンにも見せてもらいたい。
しかし獲得時から明言していたことですが、TEXは本当に球数には寛容に構えていますね
打線の強力援護はもちろんですが、ダルにとってつくづく都合の良いチームに入ったと思います
さらにキンズラー、ベルトレ、アンドラスが揃う内野守備までリーグトップクラス。本当にスキのない布陣で、投手なら誰もが「このチームで投げたい!」と思うでしょうね。ダルビッシュは本当にいいチームに入ったものです。
5回のベルトレの守備機会は、ダルビッシュが捕球姿勢を見せたほどマウンドに近いボテボテの打球でした。遊撃手が捕るかと思ったのですが、ベルトレは迷わずチャージして捕球し、倒れ込みながら、腕力だけで1塁に矢のような送球を送ってギリギリでアウトに。MLBならではのダイナミックなプレーを見せてもらいました。
管理人氏の解説やコメントされる方々の鋭さに毎回驚いています。
(TVの解説よりこっちの方がすごいや〔笑〕)
今回のダルさんの投球は、素人目に見ていてもどこかまだ不安感が付きまといっぱなしでした。
意図した所から外れる球も結構あったようです。
「優、良、可、不可」でいうと1,2戦目で「不可」だったのが、今回何とか「可」になった感じかな、と思いました。
で、このブログを読むと、やっぱり皆さんそんな感じで…
しかしTVのスポーツニュースでは、どこもビシッと決まったところを抜粋、編集して、
「手玉に取った」「すばらしいピッチング」
などと褒め称えるばかり。
海外で活躍する日本人。親の欲目もあろうけど、ホントのこと言っちゃうとやっぱマズイんですかね。
前回のヤングの正面の打球を捕れなかったり(これがダルの勝ち星の権利を消す原因になってる。まああの投球で勝ち星の権利ってのもあれだけど)、今回もキンズラーが何の変哲も無いダブルプレーできる正面の打球を捕れなかったり(これも途中降板の原因)とお粗末なプレーの方も盛りだくさんですけどね。タイガースの方の守備も含めてね。ダイナミックなプレーもいいけど、基本的なことはしっかりしてもらわないとね。メジャーはダイナミックなプレーを見せる反面お粗末なプレーも結構あるからね。雑とういか。