高知市近辺にはプロ野球が使うような球場が3つある。西部の春野運動公園野球場は、西武ライオンズが2軍キャンプで今も使っている。
東部の東部総合運動公園野球場はダイエー・ソフトバンク、オリックスなどがキャンプに使用した。高知市野球場はJR高知駅からも近く、アクセスがいい。ここもオリックス、ダイエーがキャンプを張っていた。KBOのチームもキャンプを張っていた。この3球場に加え、安芸市では阪神が春季キャンプを張っていた。20年ほど前は、高知は沖縄、宮崎と並ぶ代表的なプロ野球キャンプ地だったのだ。阪神は来季から沖縄の具志川で二軍キャンプをすると発表した。これで、春野の西武2軍キャンプだけになってしまった。

高知市野球場は長く照明施設がなかった。このために高知ファイティングドッグスは春野や東部、さらに四万十などいろいろな球場も使ったが、観客動員に苦しんだ。何といってもお客が来るのは高知市の真ん中にある高知市野球場だ。そこで高知ファイティングドッグスの武政社長らは県、市と掛け合い、市民球場にもかかわらず県の予算で照明施設を建設。それからここが本拠地として固定した。

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久々にはりまや橋から歩いてみたが、30分ほど。鏡川沿いの道は涼しくて心地よかった。

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入り口で吉田豊彦監督と少し話す。「今年はドラフト候補は少ないよ」吉田監督は、高知出身の阪神石井大智や、楽天宮森智志についても気をかけていた。

高知と香川オリーブガイナーズの試合だ。入ると言ってもお客は243人。寂しいものではあった。
しかしこの球場で飲むビールはなかなかうまいのだ。

試合は高知。釜谷竜哉、香川、橋爪海人 の投げ合いとなった。
釜谷は志學館大でプロ志望届を出すもドラフトにかからず、今年、高知に来た。

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速球に威力があり、気合が入った投球をする。
橋爪海人は長崎国際大から香川に入って2年目。技巧派という印象だが、小さなフォームから鋭い球を投げる。

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2回に香川に失策がらみで1点が入ったが、あとは7回まで投手戦が続く。
「投手が好投しても打線が弱くて見殺しになる」のが最近のパターンの様だ。

独立リーグは選手の入れ替わりが激しい。私が知っているのは高知のサンフォ・ラシーナくらいだ。この選手は2015年、藤川球児が高知に来た時に、入団記念の練習試合で三塁を守ったが、いきなりエラーをして球場を凍り付かせた。
それから8シーズン目、中軸を打つこともある。ブルキナファソ最強の野球選手だ。

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この日は7番だったが、三塁打とヒットを打った。

8回に香川にもう1点が入る。高知は何度もチャンスを作るが点には至らず。

9回、香川は近藤壱来がマウンドへ。去年、Number Webでドラフト候補としてインタビューした選手だ。かなりのやんちゃだったが、高知へきて元近鉄、ヤクルトの近藤一樹に出会ったことで、もう一度野球を真剣にやる気になった。昨年は惜しくもドラフトにかからず。今年再挑戦。今季はやや不安定で、先発と救援を掛け持ちしている。

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ダイナミックなフォームだが、制球が定まらず3被安打される。150㎞/h超の球速は四国でも屈指だが、投球が不安定なのだ。

近藤一樹は投手コーチも兼ねている。近藤壱来走者を出してからブルペンで肩を作り始めた。

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この人は昨年限りでのNPB復帰を目指していたが、果たせず。今年も現役を続けた。昨年話を聞いたが、いい指導者になると思った。

結局、近藤壱来が走者3人を出すも0点に抑えて2-0でゲームセット。野手の守備のレベルは高く、引き締まったいい試合だった。
独立リーグは昔よりも明らかにレベルアップしている。いい気分で鏡川の川沿いをぶらぶら歩いて帰った。

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