プレジデントオンラインに昨日、アップされた記事が大きな反響を呼んでいる。
Yahoo!の転載には3000以上のコメントが付いたが、その内容を見ていくと、高校野球が抱える問題を世間がどう見ているかがよくわかる。
・力が劣る野球部員は試合に出られなくて当然、何が悪いんだ?「人生の縮図」であり、一般社会に出ればこんなこと、いくらでもあるじゃないか。
スポーツや教育の目的について理解していない人が多いことが分かる。世の中は競争社会かも知れないが、子供は世の中に出る前に、ルールやフェアであることの大事さを教育やスポーツで学ぶ。教育の一環としての高校野球で「実力主義」「勝利至上主義」が横行していいのか?
・俺はずっと試合に出られなかったが、不満は持たなかった。今となってはいい思い出だ。高校野球なんてそんなものだ。他人がとやかく言うことではない。
日本人の多くは不当な目に合っても、屈辱的な仕打ちを受けても、抗議、異議申し立てをすることなく泣き寝入りすることが多い。そしてそれをあとから「忍耐」などと美化する。私にもそういうところがあるが、問題と正面から向き合うことをせず、あいまいに処理してしまう。今の日本はこれだから駄目なんじゃないか?

・試合には出なかったけど、野球を一生懸命やったことで、一流企業に入ってうまくやっている。試合に出なくても意義はあるのだ。
ヤフコメする人の大半は、文章を最後まで読まない。いい加減な人が多いのだが、記事にも書いた通り、それは「スポーツ」ではなくて「世渡り」だ。野球をやるときに「俺は試合に出なくてもいいから野球で飯を食うぞ」みたいな低い志を持つ人はいない。自分が「野球でうまくいかなかった」ことを認めると惨めになるから、後付けでこう言っているだけだ。
・野球人口減少は少子化が原因であって、試合に出ない野球部員が原因ではない
「野球離れ」については私だけではなく、いろんな人が言い続けているが、なかなか浸透しない。ここ10年、野球競技人口は3割近く減っているが、同世代の人口は5%しか減っていない。
選択肢が増えたと言う一面はあるにしても「野球が選ばれていない」のは事実だ。
そして
・そいつが「試合に出られなくてもいいからこの高校に行く」と言ったんだから、他人がとやかく言うことはない。自己責任なんだから。
今の日本人は何でも「自己責任」と言うが、要するにそういう人は「自分のこと以外は関わりたくない」わけで、この無関心が、あらゆる問題の解決を阻害している。「自己責任論」を振り回す人は、欠の穴の小さいエゴイストで、議論に参加する資格がない。
あらゆる人は、広く問題意識を持ち、他者に惻隠の情を持つべきだろう。

興津立雄、全本塁打一覧|本塁打大全
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!


・力が劣る野球部員は試合に出られなくて当然、何が悪いんだ?「人生の縮図」であり、一般社会に出ればこんなこと、いくらでもあるじゃないか。
スポーツや教育の目的について理解していない人が多いことが分かる。世の中は競争社会かも知れないが、子供は世の中に出る前に、ルールやフェアであることの大事さを教育やスポーツで学ぶ。教育の一環としての高校野球で「実力主義」「勝利至上主義」が横行していいのか?
・俺はずっと試合に出られなかったが、不満は持たなかった。今となってはいい思い出だ。高校野球なんてそんなものだ。他人がとやかく言うことではない。
日本人の多くは不当な目に合っても、屈辱的な仕打ちを受けても、抗議、異議申し立てをすることなく泣き寝入りすることが多い。そしてそれをあとから「忍耐」などと美化する。私にもそういうところがあるが、問題と正面から向き合うことをせず、あいまいに処理してしまう。今の日本はこれだから駄目なんじゃないか?

・試合には出なかったけど、野球を一生懸命やったことで、一流企業に入ってうまくやっている。試合に出なくても意義はあるのだ。
ヤフコメする人の大半は、文章を最後まで読まない。いい加減な人が多いのだが、記事にも書いた通り、それは「スポーツ」ではなくて「世渡り」だ。野球をやるときに「俺は試合に出なくてもいいから野球で飯を食うぞ」みたいな低い志を持つ人はいない。自分が「野球でうまくいかなかった」ことを認めると惨めになるから、後付けでこう言っているだけだ。
・野球人口減少は少子化が原因であって、試合に出ない野球部員が原因ではない
「野球離れ」については私だけではなく、いろんな人が言い続けているが、なかなか浸透しない。ここ10年、野球競技人口は3割近く減っているが、同世代の人口は5%しか減っていない。
選択肢が増えたと言う一面はあるにしても「野球が選ばれていない」のは事実だ。
そして
・そいつが「試合に出られなくてもいいからこの高校に行く」と言ったんだから、他人がとやかく言うことはない。自己責任なんだから。
今の日本人は何でも「自己責任」と言うが、要するにそういう人は「自分のこと以外は関わりたくない」わけで、この無関心が、あらゆる問題の解決を阻害している。「自己責任論」を振り回す人は、欠の穴の小さいエゴイストで、議論に参加する資格がない。
あらゆる人は、広く問題意識を持ち、他者に惻隠の情を持つべきだろう。

興津立雄、全本塁打一覧|本塁打大全
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!
コメント
コメント一覧
野球好きなのに野球部入ってはいけないとか寂しい高校生活になるなあ。
どういうことですか?試合に出なくてもいいから野球部はいりたい人を認めよ、と?
高野連がすぐにルールを変えるような組織でもないし
そういう人もザラにいる。広尾先生も立命出身なら分かりそうだと思うんですが…
米国の野球チームも自由に出入りできるから、出場機会を求めるのが当然となるのでしょう。プロ野球でFAを取り入れても、結局選手は自由にチームを出入りしなかったことを踏まえると、出場機会を求めるなんて言う発想がそもそもないのでしょう。
ただ、成人でない高校生や中学生に対しては、忍耐や我慢をひたすら強いるのはもはや時代錯誤。個人的にはなんでも政府命令で縛るのは反対ですが、門下やスポーツ庁が、中学や高校の部活に対しては、すべての部員に対して教育の一環として年1回試合出場を義務づける号令をかけてもいいと思います。勝利至上主義ではなく、成長や体験重視という観点で、1年生であっても、年に1回は選手になれるという大号令をかけましょう
知ってますけど、クソみたいだと思っています。そんなちんけな箔で世渡りするのは、情けないでしょう。そういう人、たくさん知っているけど、碌な人いません。
もちろん人生の選択の正解不正解などわかるはずありません。県立高校に進学してればレギュラーなれたかもしれません。なれなかったかもしれないけど。レギュラーなれたかもしれないけど第一志望の大学に進学できなかったかもしれないし。でも下手なやつは野球続けるな、と言われると悲しいですね。
往々にしてそういう方がいるのですが、自分の個人的な経験を縷々述べて意見を述べたつもりになっていると思います。
私の問題提起は、個々の想い出を聞いているのではなく、公論として「大量の補欠を生んでよしとするのは正しいのか?」を問うています。あなたご自身がどうだったかではなく、全体の問題としてどうだと思うのかをお聞きしたいところです。
広尾さんのブログを勝手に是々非々で拝見している者です。
強豪校でレギュラーになれなくても、レベルが高い選手を日々目の当たりにすることで、「野球を諦める」場になっている面もあるわけです。
独立リーグがよく「諦める場」と聞きますが、当然ながら高校生は独立リーグとは違います。
大半の子どもが高校で「真剣な」野球を終わることから、自分の好きな野球をする最後の機会として尊重すべきではないでしょうか。
確かにスタンドでダンスをして終わる子も大勢いることが側から見ればいいことではないのでしょう。
もったいないほどの実力を持った子もたくさんいますので。
ただ、プレーをしたこともない人に分かったふうな、また決めつけられた意見を聞かされるのは納得感があまりありませんね。
こういう意見に対して広尾さんは至極真っ当なご意見・反論をされるのでしょうが、、、
結局、危機感が無いのだと思いますよ。夏の甲子園は相変わらずNHKが全試合放送している。
NPBの地上波放送こそ減ったけど衛星やCATVなど見る手段はある。年50試合以上も地上波放送される様な、20世紀の頃のNPBの地位に取って代わった様な競技は無い。
野球の地位は変わっていない、今まで通り楽しめているでは無いか-。とね。
PL学園の様に、知名度の高い野球部の廃部が続々と続くとか、WBCで準決勝にも上がれないとか、日本の野球は弱体化したと目の当たりにする様なショッキングな事でも無いと、変化を望む声も上がらないのかも知れません。
筒香選手の抱く危機感が無駄にならなければ良いですけどね…。
補欠での学びはある。私はあった。ただし、レギュラーとして試合に出てこそ学べることだって、もちろんある。私はあった。
好きで始めた野球で「レギュラーになれるチャンスがありながら、あえて補欠の経験を得に行く人」がいるだろうか?私は知らない。
であれば、全員が試合に出れる制度構築の提案は建設的だ。何故否定するコメントがあるのか不思議だ。
広尾氏が問うているのは、補欠の経験は無駄であるということではない。
全員が試合に出る制度構築は可能であるのに、そもそも検討する意識が組織や社会に欠落してはいないかということ(で合っていますか?)。
野球界も世代交代による変化を待つしかない?という状況ですが、少子化と子供の野球体験の減少は急ピッチだし、教員の負担削減政策で、学校の部活から地域クラブ活動への転換も始まりますね。
私の中学時代(公立)のサッカー部では顧問から認められれば毎試合出れ、そうでないと年間1試合も晴れ舞台に出場できませんでした。
出れるとしたらレギュラーが昼食時に屈辱的に下級生に交じって少ない時間でB戦しか出れない、
なぜ、レギュラーじゃないか、何をすべきかなど何も説明無しでした。
レギュラーは試合経験が豊富になるのでどんどん差が開きました。 補欠は他の部活の生徒からも馬鹿にされました。差別や分断を生み
これが教育とは到底思えませんでした。
教育の一環とは真逆に弱肉強食、自己責任の押しつけと感じました。
顧問不在の方がマシに感じました。
顧問とレギュラーが楽しければ何をしてもいいのでしょうか?
顧問が変わるとレギュラーと補欠の試合出場時間の差がマシになり余計混乱しました。
自信を無くし高校ではサッカーを続けれませんでした。
気に入らないのなら、転校すればいいのに、高野連がなぜか1年間公式戦に出場できないとか抜かすんですから。
せめて3ヶ月くらいにしてくれたらいいのにと思いました。
公私かかわらず、補欠だけど頑張って来られた方のその2年3か月ほどの”良い経験”を肯定しておきたい気持ちも分かります。
詳しいわけではありませんが、私の住む県では高校サッカーは通年でリーグ戦が行われているようで、息子の学校からも2チーム?一部リーグ・二部リーグと違うレベルで参加していたようでした。(その成績で選手権の予選が組まれる?)
息子2はバスケをしていましたが、弱くて大会がなかなかなく、サッカーみたいなのがあったらいいのに~とよく思ったものでした。野球で…とは考えたこともありませんでしたので、なるほど。野球は試合時間が読めないとか試合会場の確保などいろいろな面で大変なんですかね?分かりませんが。
ただ、住んでいる県の高校球児人口は減っていないそうです。なのに連合チームが増えたり、公立は選手層が厚くなく敗退必至…というのはあるようですね。イコール広尾さんのおっしゃる強豪私立の大量補欠発生なんでしょうね。
長くなりました。すみません。
リーグ戦導入は賛成ですが、野球人口減少の原因は「甲子園」ではないとは思います。サッカーでも結局、冬の選手権に出ることを目標に頑張って、そのベンチ入りが果たせなければアルプススタンドで過ごした高校球児と同じような思いをしているのでは?と感じていますので。
どのスポーツでも”勝って嬉しい””スポーツって楽しい”をいい具合に感じられるようになると良いですね。”不易と流行”うまいこと出来れば良いのに。
人それぞれの価値観は違うと思います。広尾さんの言う事も一理あるとはおもいます。
しかし碌な人がいないとおっしゃいますが、特定のチームのアルプスの写真を載せてこの記事を世間に晒すのも碌なもんじゃないですよ。
一◯学院と大◯桐蔭がまさにそんなチームの先端にいるみたいですものね。
添付している写真は今すぐにでも消していただきたいですね。
レベルの低い、いいがかりです。
Presidentオンラインの私の記事でも同様の写真をでかでかと掲載していますが、私じゃなくて編集部の判断です。
https://president.jp/articles/-/60530
一関も大阪桐蔭も大量に「試合に出ない野球部員」を作っていますから、まさに先端ですね。事実なんだから学校側は反論しないと思いますが。
そういうクレーマー的なコメントが、メディアを委縮させる。一理あるとかいうけど、問題意識なんかないんじゃないですか?
どうせ「言ってみただけ」でしょうが、本当に問題があると言うのなら、どこかへ通報してはどうでしょうか。
一理あると言ったのはこの類いの話は水掛け論にしかならないと思うので、言ってみただけと思われても仕方ないですね。まさにその通りです。
広尾さんにお聞きしたいのですが、試合に出れない選手が少なく理にかなっている高校を紹介して頂きたい。
批判だけなら何とでも言えますからね。
私はそちらの分野の専門家なんですが。そういう学校だけのリーグがあります。
このリーグでは「全員出場」「球数制限」「低反発バット」「スポーツマンシップの学び」をコンセプトにしています。私はこのリーグの多くの監督に取材し、ミーティングにも参加しています。今季は全国で120校くらいが参加します。
https://liga-agresiva.amebaownd.com/
リーグ参加校から今年は佐久長聖と日本文理が甲子園に出ました。甲子園ではもちろん、試合出場は限定されていますが。
恐らく、このブログのことも私のこともほとんどご存じないと思いますが。
批判だけなら何とでもいえるって「知らぬものの強み」でずいぶん失礼ですね。匿名のモンスターですかね。
写真の件、プレジデント編集部に連絡してはいかがでしょう?
私学など有力校が定員を設ければ、野球をしたい子供はその他の学校に散らばります。彼らは試合に出られますから、その選択を後悔しないでしょう。
これは多くの有識者が提言しています。何も考えてないんですね。
個人的な経験だけに基づいて書いておられるようで、この問題の答えとはなっていないと思います。
この問題は日本スポーツの「勝利至上主義」「エリート主義」に根差すものなので、何が問題なのか、もう少し整理していただきたい。
部員の制限されたら学校経営に直撃間違いなしでそういう学校は他にもあるでしょうし猛反対されそうですよ
表に出ていませんが、部員定員の問題は提起される前に私学の猛反対にあって、立ち消えになっています。何校かの私学経営者に話を聞きましたが「だったら私学甲子園を別に立ち上げるぞ」と言ったら、日本高野連が一切言ってこなくなったとのことです。
でも、これって野球界にとって正義でも何でもないでしょ?私学の商売に利用されているだけで。
訳知り顔で「私学が反対するから駄目なんですよ」と言うのは誰にでもできるけど、それって意味ありますか?
それじゃ厳しいですね
世の高校球児のほとんどは野球とは関係なく(あるいは薄く)進学する高校決め、そして入学した高校の野球部に入部してると思いますけどねえ。そこで下手だから入れてあげない、と言われたら…。
サッカーやバスケットボールのように高校年代にクラブチームがあればそちらを選択する手段もありますが、現状高校生は進学した高校の野球部に門前払いされたら野球を断念するしかないですね。
よくわからない。門前払いする野球部なんてありえないでしょう?
広尾さん、部活に定員設けて、セレクション落ちた生徒は野球部に入れない(門前払いする)、と主張されてるのではないのですか?
野球続けたければ転校するしかないと?
入試でふるいにかけると思いますが。実際そうしているところもあります。
入学してから野球部に入るのはないと思います。
球数制限・全員出場などなど謳っているリーグは否定する気にもなりませんが、日本文理のエースピッチャーは県予選の準々決勝からほぼ1人で投げ抜いてますよね?100人を超える大所帯のチームの中で。
そのリーグに参戦していれば広尾さんには否定される事は無いのですね。
もう来ないかと思っていたのに。
本当は大して興味ないんでしょ?たまたま私にからんで反撃されたから、言い返しているだけで。
どんな改革でも、一挙に進めることができるわけではない。日本文理の指導者の中には新旧2系統の考えがあるということです。新潟リーグのリーダー校は新潟明訓ですが、島田先生などが有力校を引き入れて、少しずつ説得しています。
そういう形で辛抱強く変えていく動きを数年続けて、ここまで来たということです。
神奈川でも慶應の森林先生が、横浜隼人などを巻き込んでリーグを始めようとしています。改革とはこういうものです。
今ダメだからと言って全否定していては、亀裂を生むだけです。
また揚げ足取りそうなので言っておきますが、私の「言論」として「試合に出られない部員」を全否定することと、実際の改革の現場で、現状を段階的に改革しようとする動きとは、矛盾していないですよ。コンセプトと方法論は違いますから。
ところで写真の取り消しについては求めないのでしょうか?そうであれば、認識が間違っていたと言っていただきたいですね。私たちにとっては匿名の方のこの手のクレームは恐怖を感じるので、はっきり訂正していただきたい。
興味があるならLiga Agresivaの取材にご同行いただいても結構です。でも何もする気は1ミリもなくて、ネット上で言いがかりをつけたいだけなら、これくらいでいいんじゃないですか。
自分ではお利巧だと思っているようですけど、かなり愚かですよ。
学校によって違うのは当たり前ではないですか?公立校や強くない私学では、途中から入部できる学校もたくさんあります。
私学の定員を決める制度は、特待生などをセレクションを実施するなどして入学させるような強豪校が、大量の生徒を獲得することを制限するために導入されるわけで、一般の学校にまで影響が及ぶことはありません。
何が言いたいんでしょうか?薄切りさん。
いやいや、一学年20人までにすべきという声が、10年以上前に上がりました。猛反対されましたが。
喧嘩腰とも取られるこの投稿にすぐさま返信して頂きありがとうございます。
一関や大阪桐蔭は試合に出れない部員を作るまさに先端などとおっしゃるので少々ムキになりました。すみません。
一関学院さんは国士舘大学繋がりで横浜隼人さんの水谷監督との親交もあるでしょうから、そういった繋がりが出来て誤解や批判が少なくなればいいなと思います。
最後になります、プレジデント編集部にたどり着けません。写真の取消しは求めたいので。
やはり私はお利口ではありませんね。
マサカリさん
プレジデント編集部のメアド教えますので、当ブログのメールまで連絡ください。
定員なんてないからやめない限り続けられました。倍率は高いけどレギュラー目指して3年、と言うか2年4ヶ月やりましたよ。だいだい部員30人の県立高校でレギュラー目指すのも90人の強豪私立でレギュラー目指すのも大変なのは変わらない。倍率違うだけで。
何についてコメントしてるんですかね。
私は「試合に出ない部員を大量に生み出す私学」に問題ありと主張して、その解決策として野球部員数に定員を設けて、100人以上もの野球部員がいる現状を解消すべきだと主張しています。こうした問題提起は過去に非公式に行われたことがありましたが、私学の猛反対にあって沙汰やみになっています。
あなたの個人的な経験談など、知ったことではないんですけど。
部員が多くても試合出れないことないですよ。Bチーム組んで練習試合組んでますし、ここで結果出してAチームに上がろうとみんな必死です。野球続けられなければこんな必死になれない。
強豪校に定員が設定されれば、野球がしたい生徒は次善、三善の高校を選択すると思いますが。「無理筋でも、受け入れてくれるならひょっとして甲子園出れるかもしれないから」と思って入って来る生徒があまりにも多いわけです。彼らに「現実的な選択肢」を与えるべきだと言っています。
下手な奴が野球をするためには、一部の強豪校以外の学校が「選択肢」になる方がいいと思いますが。
それから、この話は「入学してから」の話ではありません。中学段階での「進路選択」の問題です。「転校」なんて全然関係ない。
夏の大会の前に「引退」させられる強豪校のその他の大勢の選手たちは、それでいいんでしょうか?申し訳程度の練習試合に出ることができて満足なんでしょうか?
個人的体験にとらわれて、実態が把握できていない。状況が理解できていますか?レベルの低い議論はこれくらいでやめにしたいんですが。
万年補欠の部員だって最初からスタンド応援に回るの覚悟してる訳じゃなくレギュラー目指して入学してきてるはずです
部員制限で希望する強豪校に入れず甲子園出場が難しい高校にしか行けないとなると中学までで野球をやめる選手も出てくるんじゃないでしょうか
あと、入学前に野球部に入部できるかどうかある程度見通しついてなければなりませんがその仕組みをどう構築するかも難しい
現状をご存じないと思いますが、中学で軟式野球をした普通の野球部員の多くは、甲子園ではなく「高校で野球を楽しみたい」と思っています。私はそういう選手にたくさん話を聞きました。残念なことに、本来そういう選手が行くべき公立校や野球が強くない私学では、部員不足と資金不足で、どんどん環境が悪くなっています。これを是正する機会になればと思います。
今の強豪私学では、有力な選手は「野球部に入ることが前提」で試験を受けています。仕組みはすでにあります。
それ以外の「見込みなし」の生徒が、入学後、野球部に入ったりしています。
そんな高校で野球やっても仕方がないから行かない、行っても野球はやらないと考える選手は少なくないと思います
それに学年20人という制限をするなら特に選手を集めてるわけではない高校にも入試前に強豪校のような事前のセレクションなどを行わせる必要が出て来ますね
その程度の人数なら入部希望者が定員を超えてしまう年もあるんじゃないですか
広尾さんは野球するために進学先決めたんですか?
この高校でこれを学びたい、これを学んで進学したい。でも野球部には定員があるから野球は断念するしかない?野球続けたければその高校で学ぶこと断念しほかの高校に進学するしかない?酷いなそれ。
それから練習試合は申し訳程度でないですよ。春の大会終わってから夏の大会始まるまで毎週週末は練習試合組まれてますね。Aチームが遠征すればBチームは別のチーム迎えて練習試合するし、その逆も。公式戦以外は認めないと?
そうするならば1学年20人程度でトップチームとセカンドチームができるのも妥当ではないか。
もっと競技ファーストでもイイのでは?
>はたしてうまく部員が散らばってくれるのかは甚だ疑問ですね
>学年20人という制限をするなら特に選手を集めてるわけではない高校にも入試前に強豪校のような事前のセレクションなどを行わせる必要が出て来ますね
高校野球界は、この手のネガティブな意見をたくさん並べて、何もしてこなかったわけです。その結果としてここ10年で競技人口が3割減っています。あなたは調べましたか?1学年で20人も入部するような学校が全国にどれだけあるかを?3学年併せて20人という学校の方が圧倒的に多いです。
問題はあるにしても100人以上も部員がいる学校は、なくしていく必要があります。
1学年20人は一つの案ですが「試合に出ない野球部員」をなくすための取り組みを始めるべきだと思います。
端的に言ってプロを目指すような選手は、ほっといても頑張るわけです。彼らよりも「エンジョイ層」を重視しないと、将来、野球のライトユーザーも野球ファンもなくなってしまう。
私は高校では野球をしていません。そんな奴が野球について意見を言うなよと言われるかもしれませんが、野球馬鹿が「野球離れ」を起こしたわけです。
>野球続けたければその高校で学ぶこと断念しほかの高校に進学するしかない
その学校の野球部のレベルに達していない生徒が、万年補欠になって、学費や設備費だけを払わされるだけなのに、入学する方がひどいと思いますが。
私の記事読んでくれてないと思うけど、強豪校の監督が「君は試合に出られないかもしれないよ」と言っても、ノーマークの生徒がたくさん入ってきています。「定員があるから」と言えば、その子は別の学校を考えたでしょう。
それからあなたの個人的な経験なんか、何の意味もないです。何度言えばわかるのでしょうか?
最近は父母がうるさいので、100人以上いる高校ではBチーム、Cチームを作るのが普通になっていますが、練習試合をろくにやっていないところも多いです。
そもそも野球部員である限りは「公式戦に出る」ことを目指すのは当たり前じゃないですか?「俺は公式戦は1試合も出ていないけど、練習試合たくさんしたから満足だ」なんてあるんでしょうか?
「俺はそれでよかったけどなあ」みたいな個人的な「思い出」は、返さなくていいですよ。一般論としてどうか、ということです。
強豪校ではない、普通の学校に行けば「公式戦」に出場できると思いますが。
高校野球のリーグ戦LigaAgresivaは、形式上は練習試合ですが、しっかり記録を取って優勝校を決め、優秀選手を表彰しています。
部活は教育の一環であり、スポーツは生活権の一つです。「うまい、下手」だけで、差別するのは不当です。
しかし、強豪校でやりたい子たちは、大概親子ともども実力があると考えているし、高校入学後も力が伸びると考えているケースが多く、中には大いなる錯覚と言える親子もいますね。
だから野球を突き詰めたい子(親)は、より強豪校を目指して行くわけで、最初からスタンドダンスでやむなしと考えるのは極めて稀ですよね。
その場合に入学・入部の機会・権利をシャットアウトすることは法的にも難しいのでは。
広尾さんも言われてるように私学大会開催を示されて高野連が尻尾をまいて逃げていったということもありますし。
話しはそれますが、野球バカな連中は現代になっても中々減らないように見受けられます。子どもの試合を見に来てる父親たちの野球ファッションを見ていると、野球をやる人間はこうでなければならない!との凝り固まった考えが悪い意味で広く浸透していて、オラついた見た目は痛々しいです。
野球チ◯ピラと名付けてる未経験の親もいますしね。
まあ簡単には解決できないものでしょうから、広尾さんも一コメントにコーフンし過ぎず、大人の態度でやり過ごすことで自説の支持者を増やすことにもなるのではないでしょうか。
またこういうのも、分からないバカは私的ブログに来る必要なしですかね、、、
訳知り顔の御意見ではありますが、発展性はないですね、
私が一番嫌いなのは「大人の態度でやり過ごす」ような人間です。要するに、保身に走っているわけで、そういう「大人」が社会の停滞を招いていると思います。
選挙に出るわけでもないのに、支持者なんていらないし。くそくらえ、であります。
この学校でこう言うこと学びたい、将来に役立てたいから進学先決めるわけで。野球やるために進学先決めるわけでない。
その高校で学びながらなおかつ野球も続けたい。そこが「定員あるから野球部に入れません」では教育の機会を奪うこと。甲子園も行きたい、東大にも行きたい、だめなのですか?どちらか一つに絞れと?
それから推薦でなく一般入部の生徒はレギュラーにするつもりはない、と通告される高校など、聞いたことはありませんね、少なくとも私は。倍率は高くなるけど入部すれば誰にでもレギュラーになるチャンスはありますよ。
野球部に入りたい中学生にも、いろいろなパターンがあります。
1中学時代エリートで強豪校に進みたい生徒
2中学時代は無名だったけど強豪校に進みたい生徒
3野球はやりたいけど強豪校でなくてもいい生徒
4高校に入ってから野球部に入りたいと思った生徒
高校野球の定員制を導入することで、不利益をこうむるのは2の生徒と一部の4の生徒です。
しかし、2の生徒は入学してからもレギュラーになる可能性は低かったはずなので、結果的にこの制度はメリットがあったことになるでしょう。
4の生徒、強豪校に勉強で入ってから野球部に入りたいっと思う生徒は、野球部には入れません。諦めるしかないでしょう。
世の中にはこの程度の理不尽は掃いて捨てるほどあります。3年間声出しとサポートだけの野球部員を大量に作っている現状に比べれば、はるかにマシだと思います。
どんな改革でも不利益を被る人が出てきます。しかしトータルでのメリットを考えれば「定員制」を導入する方がよいと思います。
>それから推薦でなく一般入部の生徒はレギュラーにするつもりはない、と通告される高校など、聞いたことはありませんね
学校側は絶対にそんなこと言いません。彼らはお客さんです。試合に出られなくても、入学して学費や施設費を払い続けてほしいから「可能性があるようなこと」を言います。でも実力がなければ、洟もひっかけません。ゼロではないにしてもチャンスは限りなくゼロに近いわけです。
多くの親は子供を入学させてから、そのことに気が付きます。
仮にベンチ入り出来なくても甲子園には行ける可能性は高いという保険もかけてるはずです
それが入部制限で玉突きが起きると弱小高校にしか入れないということもあるわけで高校では野球をやらないという選択肢もあると思います
進学する高校に野球部の内容最優先する中学生かどれだけいるのでしょう?13万人の高校球児の内何人が野球部の内容で進学先決めたでのしょうか?
大半の高校球児は受けたい授業がある、志望大学に進学できる可能性が高い、と言う理由で決めてると思いますが。そこで入学したら野球部は定員あるから入れてあげないなんて…。
私も定員設けろ、と言う広尾さんの考えに頭から否定するつもりはありません。しかし大前提として受け皿だけは絶対必要なはずです。市立船橋の二軍で結成されたヴィヴァイオ船橋のような野球にも高校年代のクラブチームがあるのなら。定員があるから野球続けたければ転校しろ、もしくは志望校への進学を諦めろ、ではあまりに乱暴ではないですか?賛同者が増えるとは思えません。主張するだけで満足なら別ですが。
それから一般で入った生徒にチャンスはない、って具体的なデータあるのてすか?今年の甲子園出場校で一般入部の生徒は何%、推薦入学は何人%とか。「3年間一度もチャンスもらえなかった」と言う生徒の証言とか。
私の高校では9人のレギュラーの内3人は一般でしたね。逆に推薦で入学しなから一度もベンチ入れなかったチームメイトもいましたし。お前の高校がおかしいだけ、と言われるかもしれませんけど。
それと公式戦以外は意味かない、とお考えのようですが、では広尾さんがよく紹介する高校のリーグ戦はあまり意味がないのでしょうか?
>それと公式戦以外は意味かない、とお考えのようですが、では広尾さんがよく紹介する高校のリーグ戦はあまり意味がないのでしょうか?
はあ~、ろくに私のコメントも読まずに返事しているようですが。
あなたはこの問題について、何らかの書籍に目を通したり、他の記事なども読みましたか?恐らくプレジデントオンラインの私の記事もろくに読まずに、売り言葉に買い言葉でやり取りしているだけだと思いますが?
あなた一人のために、一応プロの物書きが、ここまでお付き合いしているわけです。
もうそろそろやめにしましょう。
>大半の高校球児は受けたい授業がある、志望大学に進学できる可能性が高い、と言う理由で決めてると思いますが。そこで入学したら野球部は定員あるから入れてあげないなんて…。
全国の高校の野球部員数の平均は3学年併せて34人ほどです。1学年20人の定員を設けても、野球強豪校以外で、1学年20人も生徒を集める学校はほとんどありません。
入学してから野球部が定員あって入れないというケースは皆無とは言いませんが、レアだと思います。
>それから一般で入った生徒にチャンスはない、って具体的なデータあるのてすか?今年の甲子園出場校で一般入部の生徒は何%、推薦入学は何人%とか。
甲子園出場した49校のうち、42校は私学ですが、ベンチ入りした756人の大部分が、セレクションや推薦を受けて入った選手です。一般入部の選手は5%以下でしょう。特待生は200人程度と思われます。
ちなみに、甲子園出場校の野球部員を合計すれば4000人を超えます。
>「3年間一度もチャンスもらえなかった」と言う生徒の証言とか。
あなたが調べてみたらどうでしょう、私は何人も話を聞いていますが、原稿料ももらえないのにあなたのためだけにご紹介したりはしません。
グラウンドでの勝ち負けに対する汗と涙の方が
アルプススタンドで流す汗と涙より
価値は万倍だと思うんだけどなぁ
ゲームとして見た場合ね!
それ以外に見ている○○がいるからややこしくなる……
それも同時にやるべきでしょう。私学は猛反対するでしょうが。
レスポンス良くご返信いただいたようで心より感謝申し上げます。
「くそくらえ、であります。」
アンチ安倍晋三さんの広尾さんがそのフレーズを使うとは意外ですね。
パロってことでしょうか。
なーにかしこぶってんだか、貧乏貴族か。
アンチなんたらがどうのは関係ない、生ぬるい「ご意見」に虫唾が走ったんだよ。
ありがとうございます。
ますます広尾さんのファンになりました。
本当です。
これからも当ブログを勝手に拝見させていただきます。
最後に、「野球部員=丸刈り」を廃止していくことで部員減少の一助になるのは間違いないと思います。
慶応や花巻東など、著名な強豪校が丸刈りでなくなっていますので、そんなチームが甲子園で勝ち進んで影響力を高めて欲しいし、他の強豪校もどんどん丸刈り廃止に向かっていってもらいたいと強く願ってます。
指導者の方々には、小さなできること(と思うのが甘いのでしょうが)から少しづつでも取り組んでもらいたいものです。
そーゆーところ!!