あまり野球を知らない人は「イチローも殿堂入りか」と思ったかもしれない。MLBの殿堂入りは2025年になるはずだ。
シアトル・マリナーズは1977年に創設されたが、1997年から殿堂入り表彰をしている。

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アルビン・デービスは1984年から8年間プレーした右投げ左打ちの中距離打者。1992年エンゼルスに移籍し、そのシーズン中に近鉄でもプレー。初代ミスター・マリナーと言われた。

デーブ・ニーハウスは球団創設時からのマリナーズのチームアナウンサー。フォード・フリック賞も得ている。故人

ジェイ・ビューナーは1988年にヤンキースから移籍、15年間プレーした強打者。3年連続100打点を記録。イチローとは1年だけ重なっている。

エドガー・マルチネスは1982年にドラフトでマリナーズに入団し、マリナーズ一筋のフランチャイズプレイヤー。ほぼDH専門で、史上最高のDHと言われ、DHのベストナインには「エドガー・マルチネス賞」が与えられる。なかなかMLB殿堂入りできなかったが、2019年に選出。2001年はイチローと共に優勝をつかんだ。

ダン・ウィルソンは1993年レッズからマリナーズに。長年捕手として活躍。オールスター出場1回。
同じ年に大投手のランディ・ジョンソンも選ばれている。208㎝、ビッグユニットと言われ、エキスポズから1989年シーズン中にマリナーズに入団、4年連続最多奪三振など、エースとして活躍。イチローの前の「51」だった。2015年MLB殿堂入り。

翌年、ケン・グリフィJrが選出された。イチローが憧れた強打の外野手。マリナーズで本塁打王4度、打点王1度。2000年レッズに大型契約で移籍してからはぱっとしなかった。2009年にマリナーズに復帰している。2016年MLB殿堂入り。

翌年、2001年優勝時の監督、ルー・ピネラが選ばれた。シーズン116勝のMLB記録も作った。現役時代はヤンキースのスター選手。

ジェイミー・モイヤーは34歳の1996年から10年間マリナーズで活躍した技巧派の大投手。50歳の2012年まで現役だった。通算269勝。まだ殿堂入りはしていない。

そしてイチローと言うことになる。通算安打数などのチーム記録を持ち、圧倒的な実績があったから殿堂入りは当然であり、一発でのMLB殿堂入りも確実視されている。
今の野球とは真逆のスモールボールの覇者だった。今回はMLB殿堂入りの「予行演習」ではあろう。


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