彼のキャリアSTATSは、これで完結したわけだ。
MLB22年の記録だ。

Pujols-A


通算3384安打、703本塁打、2218打点。打率.296
本塁打王2回、打点王1回、首位打者1回、最多安打1回、最高OPS3回、最多得点5回、新人王、MVP3回、シルバースラッガー6回、ゴールドグラブ2回、オールスター10回。

これらのタイトル、記録のほとんどがカーディナルス時代に記録された。

カーディナルス時代の通算打率は.324だったが、エンゼルスでは.256、通算打率も3割を割り込んでしまった。
しかし2022年も含めたカーディナルスでの年俸総額は12年で1.065億ドルに対し、エンゼルスの10年では2.4億ドル。
エンゼルスは高い買い物をしたが、FAとはこういうものだ。それでも100試合以上出た試合が7シーズン、100打点以上が4シーズンあったのだから「成功例」と言えるのかもしれない。

エンゼルス時代はOPSは1年目の.859が最高で、以後は.800を超したシーズンはなかったが、42歳の今年、カーディナルスに戻ると.895。よほどこのチームが性に合っていたのだろう。

2015年以来のオールスターに選ばれるなど最終年の活躍は本当に見事だった。デービッド・オルティーズもそうだが「有終の美」は、MLBの大選手にとっての理想なのだろう。



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