今日の「羽鳥慎一モーニングショー」はできれば見たくないな、と思っていた。玉川徹が謝罪をする日だったからだ。
しかしたまたまテレビの前にいたために、見てしまった。
玉川はスタジオではなく、局のオフィスのようなところに立って、謝罪と今後の方針について述べた。
謝罪の内容は目新しいものではない。
「私の事実誤認のコメントにより、ご迷惑をおかけした電通及び菅前総理大臣に対し、改めてお詫び申し上げます。慢心とおごりがあったからだと反省致しました。申し訳ございませんでした」
そして今後については、
「現場に足を運び取材をし、事実確認をして報告するその基本にもう一度立ち返るべきだと考えました。その結果はこの『羽鳥慎一モーニングショー』でお伝えするという考えにいたりました」
つまり、コメンタリーブースで、いろんなニュースにコメントするのではなく、レポーターとして番組に出演するということだ。

率直に言えば「終わった」ということだ。
玉川は自分で取材して報告する「そもそも総研」と言うコーナーも持っていたが、真骨頂はそこではなく、政治、経済から科学、文化まで様々な話題に対してコメントするところにあった。常に「反権力」「反体制」の立場から鋭い意見を吐いていた。とりわけ田崎史郎とのやりとりは、まさに丁々発止で、痛快だった。
今回、ここまで頭を下げてしまえば、玉川は牙を抜かれた虎のようになって、魅力は消え失せるだろう。
江川紹子が「玉川さんをあまり信用していない」と意外に厳しい言葉を発したが、江川などのジャーナリストや研究者から見れば、玉川は「あれこれテーマをつまみ食い」し「表層部分しか調べない」浅い知識人と言うことになるのだろう。
しかし、彼は本来、報道陣が持つべき「反権力」と言うスタンスを堅持し、歯に衣着せず政権や権力を批判し、世間に多大な影響力を与えた功績は大きい。
安倍政権の官僚は毎朝、「モーニングショー」での玉川の発言を文字起こしして、安倍晋三に上げていたという。同じコメンテーターでも長嶋一茂のコメントは書き起こさなかった。政権にも恐れられていたのだ。
それだけにつまらない誤発言で足元をすくわれたのは痛恨ではある。安倍晋三が死んで、統一教会問題や五輪汚職で政権がに逆風が吹き荒れる中、玉川の鼻息が荒くなっていたのは間違いない。そんな中での躓きだろう。もとよりテレビ朝日が彼を救うはずもない。
報道、ジャーナリズムは、常に「政治権力の最も厳しい批判者であるべき」という民主主義の基本的なスタンスを体現する存在が、実質的に退場するのは、痛恨の極みだ。

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そして今後については、
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率直に言えば「終わった」ということだ。
玉川は自分で取材して報告する「そもそも総研」と言うコーナーも持っていたが、真骨頂はそこではなく、政治、経済から科学、文化まで様々な話題に対してコメントするところにあった。常に「反権力」「反体制」の立場から鋭い意見を吐いていた。とりわけ田崎史郎とのやりとりは、まさに丁々発止で、痛快だった。
今回、ここまで頭を下げてしまえば、玉川は牙を抜かれた虎のようになって、魅力は消え失せるだろう。
江川紹子が「玉川さんをあまり信用していない」と意外に厳しい言葉を発したが、江川などのジャーナリストや研究者から見れば、玉川は「あれこれテーマをつまみ食い」し「表層部分しか調べない」浅い知識人と言うことになるのだろう。
しかし、彼は本来、報道陣が持つべき「反権力」と言うスタンスを堅持し、歯に衣着せず政権や権力を批判し、世間に多大な影響力を与えた功績は大きい。
安倍政権の官僚は毎朝、「モーニングショー」での玉川の発言を文字起こしして、安倍晋三に上げていたという。同じコメンテーターでも長嶋一茂のコメントは書き起こさなかった。政権にも恐れられていたのだ。
それだけにつまらない誤発言で足元をすくわれたのは痛恨ではある。安倍晋三が死んで、統一教会問題や五輪汚職で政権がに逆風が吹き荒れる中、玉川の鼻息が荒くなっていたのは間違いない。そんな中での躓きだろう。もとよりテレビ朝日が彼を救うはずもない。
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コメント
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茶化すようなことではない。
以前、番組でJR東日本の豪華列車の話題を取り扱っていたとき、鉄道愛好家の石原良純氏に対して、「そんな列車のどこがいいの?」など、玉川はバカにするような態度を取っていました。
あれは見ていて、マジで不愉快だった。
個人の感想ですね。私はそういう不用意さも好きでしたし、決定的な問題ではないと思う、