今のNPBの左打者で、高い技術力を持ち、シュアな中距離打者と言えば、オリックスの吉田正尚、DeNAの佐野恵太、そして日本ハムの近藤健介と言うことになるか?
近藤は4位と言う低い指名順位で横浜から日本ハムに入団したが、その打撃技術は一級品だった。

キャリアSTATS

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捕手として入団し、DH、内野手などポジションがコロコロ変わったこともあって、レギュラー定着まで少し時間がかかったが、フル出場すればほぼ間違いなく3割を打った。

それ以上にすごいのが選球眼だ。2017年は57試合で60四球を選んだ。69安打を打って打率は4割を超えていた。故障しなければ史上初の4割打者も見えていた。
故障が多いのが玉に瑕であるが、投手にとって最も打ち取りにくい打者の一人だ。

今季も故障で離脱したものの3割を打った。

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近藤健介がFA移籍を言い出したのは、もちろん年俸の問題もあろうが、それ以上に「落ち着いて野球がしたい」からではないか。

今季の日本ハムはBIGBOSS監督が「超猫の目打線」を組んだ。シーズン通じてトライアウトだったようだが、近藤のようにすでに技術を確立した打者にとっては、コロコロ打線が変わるのは、迷惑以外の何物でもなかっただろう。

近藤とて来季、エスコンフィールドで野球をしたいと思っていただろうが、Shinjo監督が来季も「こんなの、ちょっと面白いじゃん」とおかしな打線を組んで、近藤もいろいろな打順で打たされるのは、たまったものではないと思ったのではないか。

来年30歳、近藤健介は今から「収穫期」に入るのだ。トリックスター監督の「おもちゃ」になるのはまっぴらごめん、ということではないのか。



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