公認野球規則は1936年の「最新野球規則」に端を発する。アマ球界は別に「アマチュア野球規則」を作っていたが、1956年に統合され「公認野球規則」となった。
日本版は毎年最新版が発行されているが、2021年から写真の表紙になった。

基本的にアメリカの「Official Baseball Rules」を翻訳したものだ。アメリカ版が改訂されると、その1年後にその改訂が日本版に反映される。韓国なども同様だ。

アメリカは自分たちの都合で勝手にルールを変える。公式には日本や韓国に改定の意向を事前に通告するとか、相談するとかいうことはない。だから日韓ともに「Official Baseball Rules」の最新版を入手すると「どこが変わったか」をチェックして、最新版を作成する。

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アメリカでしか通用しないルール改訂の場合は、追随しないこともあるが、例外はあるにせよ、こと野球の世界ではアメリカは「宗主国」なのは間違いない。

ただエスコンフィールド北海道の件でもそうだったが、かつての翻訳がアメリカ側の主旨と微妙に違っているケースも散見される。
総点検が必要ではないかと思う。

さらにアメリカ版でもおかしいと思える条項は多い。

昨日から何度も取り上げているが、

Note
(a) Any Playing Field constructed by a professional club after June 1, 1958, shall provide a minimum distance of 325 feet from home base to the nearest fence, stand or other obstruction on the right and left field foul lines, and a minimum distance of 400 feet to the center field fence.

【付記】 (a) 1958年6月1日以降プロフェッショナル野球のクラブが建造する競技場は、本塁より左右両翼のフェンス、スタンドまたは左右両翼のフェアグラウンド上にあるプレイの妨げになる施設までの最短距離は325㌳(99.058㍍)、中堅のフェンスまでの最短距離は400㌳(121.918㍍)を必要とする。

は、MLB球団が自社で球場を建造することがなくなった今となっては、全く意味がなくなっている。自治体が建造する球場はどんなサイズでもいいのだ。
日本では阪神甲子園球場やベルーナドームなど「球団が持っている」と言われる球場があるが、甲子園は 株式会社阪神タイガースが建てたのではなく、親会社の阪神電鉄が設計、建造している。ベルーナドームも西武鉄道が建造し、株式会社西武ライオンズが運営管理を行っている。解釈の仕方に拠るが「プロフェッショナル野球のクラブが建造する」球場など日米ともに存在しないと言うことになるだろう。

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日本で、球団が自社で球場を建てたことはない。アメリカではかつてはあったが、今はない。
非常に重要な内容であるにもかかわらず、骨抜きになっているのだ。

規則と言うのは劣化する。他にも問題点はあるはずだ。総点検すべきではないのか。


NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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要するに、この付記は極めて重要なものにも拘らず、