MLB挑戦を口にしたのは10月上旬、まだ日米ともにポストシーズンの最中で、ストーブはあまり燃えていなかったが、11月1日にポスティング申請が解禁になった。
申請期間は12月15日まで、しかしMLBのウィンターミーティングが始まる12月上旬までには申請をする必要がある。
ポスティング申請をした選手は、その後45日間交渉をする期間がある。いまのところ藤浪も吉田正尚も申請をしていないから、このままいくとMLB移籍が決まるのは2023年1月になりそうだ。

藤浪は「まだポスティング申請はしていないし、何も動いていない」と語っているが、少なくとも今のところ日米ともに藤浪晋太郎に対する期待感は高まっていないようだ。

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今にして思うとデビュー数年の藤浪は目覚ましいものがあった。特に2015年は7完投4完封、ERA2.40の5位、ライバルの大谷翔平は15勝5敗ERA2.24だったが、全く引けを取らない成績だった。デビューから3年連続二けた勝利も大谷を上回っている。

しかしそこから成績が下落し、2019年は成績不振のためほぼ二軍暮らしとなった。

2020年からは中継ぎで投げることも多くなり、それなりの成績は上げたが中途半端の嫌いがあった。

本当であれば12月9日の「現役ドラフト」にかかるべき人材ではあろう。それもあって、ポスティング申請をしていないのかもしれない。

藤浪の速球は速いだけでなく非常に重い。ファームでは打球が前に飛ばない。しかしながら制球力は一向に改善しない。
K/BBは2.22、この数字ではMLBでは通用しない。

藤浪は「現役ドラフト」で、もっと伸び伸び試合ができるNPB球団に移籍するのが一番良いと思う。
MLBではまたすぐに戻ってくることになるのではないか。

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1982・83年松沼博久、全登板成績

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コメント

コメント一覧

    • ななし
    • 2022年12月01日 04:32
    • 現行の現役ドラフトの制度だと事実上トレードの駒にすらならない選手があげられる場所になってるんだから、トレードの可能性を飛ばして現役ドラフトはありえん
    • dobasi
    • 2022年12月01日 13:09
    • こんにちは
      藤浪がmlbで活躍せずにもどっと来るというのは妥当な意見です。日本でもあまり通用しないのだから。日本で快刀乱麻のピッチングをしていた入団2,3年当時にあまりかに行けば活躍したでしょう。藤浪はタイガース4年目にチームメイトの影響で高負荷のウェエイトトレーニングを始めたと聞いております。彼の成績急降下はそれ以後です。安易なウェエイトトレーニングが体のコントロール能力を低下させるのは多くの事例がある。
      藤浪はmlbに行く前に何か体を作り直す作業を行う必要があるのではないか。
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