今オフはパを代表する3人の打者が移籍した。共通点の多い3人だ。
西武の森友哉はオリックスにFA移籍、日本ハムの近藤健介はソフトバンクにFA移籍、オリックスの吉田正尚はボストンレッドソックスに移籍した。ともに左打者で小柄、しかしシャープで選球眼も良い。
この3人のキャリアSTATSを並べてみよう。

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森友哉は1995年8月8日、近藤健介は1993年8月7日生まれ、吉田正尚は1993年7月15日生まれ、森は大谷翔平の1歳下、近藤と吉田は1歳上だがほぼ同世代。
近藤と森は高卒での入団、吉田は大卒だ。また近藤と森は捕手として入団した。森と吉田は首位打者の経験がある。
森と吉田は万振りが売りだが、近藤はシュアな二塁打が多い。

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よく似た3人だが、各指標の比較をすると違いも分かってくる。

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3人とも優秀な左打者だが、打率、出塁率、長打率、OPSはすべて吉田が1位。ま、これらの指標にはすべて「打率」が組み込まれているので打率が高い選手が有利なのだが、K/G=1試合当たりの三振でも吉田が1位、BB/G1試合当たりの四球では近藤健介が上回っているが、本塁打、安打でも吉田が1位。

森と近藤がNPBでの移籍となったのに対し、吉田がMLBと巨額の契約をしたのは、この成績の差が大きいだろう。


NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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