坂本勇人に端を発して、田中健二朗(DV、不倫)、中村奨成(不倫、妊娠中絶)、市川悠太(不倫)とこのところ立て続けにプロ野球現役選手の不祥事が文春など雑誌系メディアで報じられた。オコエの反社との交友は中身は違うがやはりデイリー新潮が報じた。
しかしここに至るまでの現役プロ野球選手の不祥事は、一度も新聞、テレビで報じられたことはない。
女性問題は法律違反ではなくモラルの問題だからかもしれない。オコエの事件も、事実関係がもっと明らかにならないと違法性があると断定できないからかもしれない。

新聞やテレビに問えば、そういう答えが返ってくるだろう。しかし、実際はそういう問題ではない。
プロ野球は、讀賣、サンケイ、中日と新聞社が親会社の球団が多い。各球団の広報にはスポーツ新聞から移籍した人がたくさんいる。さらにNPB機構にも新聞や通信社から移籍した人がいる。
端的に言えば、プロ野球界は新聞、テレビなどのメディアと「身内」なのだ。新聞、テレビなどによる「運動記者クラブ」には通期のパスを与えるなど取材に便宜を図る一方で、私たちのようなフリーランスや雑誌系は、その都度取材申請を挙げなければならない。
取材できても選手との会話を禁じられたり、インタビューに別途費用が必要だったり、その待遇には大きな差がある。

そういう癒着の関係があるから、プロ野球の球団は、選手が少々不祥事を起こしても、全く心配していないのだ。雑誌やネットメディアが何を言おうと、新聞やテレビは黙っていてくれるから、何とも思っていない。
そういう選手をのさばらせているうちに、2016年の巨人選手らの野球とばくなど、深刻な事件を起こしてきたのだが、そういう反省はないようだ。
プロ野球界全体が少しマシになっているのは、日本野球の気質が変化してもともとそういうことをしたいと思わない「まともな野球選手」が増えているからであって、野球界が反省したからではない。
プロ野球選手は「女は選び放題」「孕ませ放題」で「ヤクザとも兄弟分」それは昭和の時代のイメージのようだが、実際にはそういう風潮は、未だに残っている。それを新聞、テレビが見て見ぬふりをしている。
令和の世の中になっても、そういう状況なのだ。

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そういう癒着の関係があるから、プロ野球の球団は、選手が少々不祥事を起こしても、全く心配していないのだ。雑誌やネットメディアが何を言おうと、新聞やテレビは黙っていてくれるから、何とも思っていない。
そういう選手をのさばらせているうちに、2016年の巨人選手らの野球とばくなど、深刻な事件を起こしてきたのだが、そういう反省はないようだ。
プロ野球界全体が少しマシになっているのは、日本野球の気質が変化してもともとそういうことをしたいと思わない「まともな野球選手」が増えているからであって、野球界が反省したからではない。
プロ野球選手は「女は選び放題」「孕ませ放題」で「ヤクザとも兄弟分」それは昭和の時代のイメージのようだが、実際にはそういう風潮は、未だに残っている。それを新聞、テレビが見て見ぬふりをしている。
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コメント
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プロ野球選手のこの手の話題はもはや日常なんですね。
メディアも一般人も昭和脳がたくさん
まあ、一般人一緒になってやってた都合の悪いことは全部メディアのせいにしちゃう、必殺技を繰り出すけど