西日本スポーツ
リチャード チーム打撃で涙流す姿 藤本監督「転がせと言ったら転がせ」

チーム打撃とは、いろんなシチュエーションを想定して打者が打席に立つわけで、シート打撃ではない。打者に求められるのは、状況に応じた打撃だ。
リチャードは打撃練習では、圧倒的な飛距離を誇る。今年のソフトバンクキャンプ。

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昨年はウェスタンリーグ記録の29本塁打を記録した。三塁と一塁をそこそこ守ることができ、この長打力だから、中軸に座ってもおかしくないのだが、藤本監督になってから叱られっぱなしだ。「食べ過ぎ」とか「遅刻」とか、基本的な生活習慣に関する指摘が多い。

砂川リチャードは父が米海兵隊員、母は日本人と言うハーフ。兄貴のジョセフはアメリカ国籍を選択してJoey O'Brienと言う名前でマリナーズに投手として、ドラフト6巡目で入団、しかしマリナーズでは2年しか在籍できず、その後独立リーグに移籍した。2020年を最後に記録はない。

リチャードは、性格的にMLBの方がよかったのかもしれない。MLBなら彼のような「大物打ち」が、チームプレーに頭を煩わされることは少ないはずだ。良いところだけを伸ばして、それ以外のことはあとからついてくる、という感覚だ。

しかしNPBでは、外国人選手であっても場合によってはチームプレーを求められる。ましてやリチャードは、レギュラー未満であり、チームプレーを求められるのは当然だろう。同級生の村上宗隆だって入団当初は走者を進める打撃練習をしていた。

エンドランのシチュエーションなのは、わかっていたはずだからホームランを打てば怒られるのは仕方のないところである。

藤本監督にしてみれば、リチャードが柳田と中軸を組むようになれば、チームは安泰だと言う気持ちもあって、叱責するのだろう。

性格的には「天然」で、いろんなエピソードを振りまいている。愛すべき人間だが、ホークスではそろそろ賞味期限が近い印象だ。今年、二けた本塁打を打つくらいの活躍を見せなければ、現役ドラフト候補になるかもしれない。それもいいかも、とは思う。上司と合わないのなら環境が変わるのもいいだろう。
あの豪快な打撃を一軍でずっと見たいと思う。



NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績

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