中小企業のおやっさんは、自分たちのことしか考えていない。身内は非常に大事にするが、同業者との連携や業界全体のことは考えない。
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松田元オーナーは、ずっと広島カープのことだけを語っている。野球は1チームだけではできない。相手チームもいるし、興行としてはリーグも存在しなければならない。

しかし松田オーナーは「カープのことしか考えない」。自分のとこさえよければいい。リーグやNPBの振興策は全く眼中にない。

以前に触れたが、DAZNとの契約では、JリーグがJ3まですべてのクラブを包括する契約をしたのに対し、NPBは個別の契約となったが、広島は頑強に抵抗した。それは広島テレビ、広島ホームテレビ、中国放送、テレビ新広島という地域のテレビ局に気兼ねをしたからだ。
「そんな契約したら誰も広島のテレビ、見んようになるがね」
だ。マツダスタジアムでは、プレスパスを持っていても地元メディア以外は選手に声をかけられないが、とにかく「身内」を大事にするのだ。

野球人口が激減する中、野球の普及活動はNPBにとっても喫緊の課題だ。NPBでは多くの球団が普及活動をしているが、広島は女子野球の普及には積極的だが、未就学児や小学校低学年への普及活動はしていない。女子野球の普及が野球人口の増加につながると言っているが、それは日本の野球界のアプローチとは大きく異なる。

「唯我独尊」ということになろう。重要な問題ではないかもしれないが、広島だけはチアガールを設けていない。ボールガールだけだ。オールスターなどで12球団が集まるとこういう感じになる。

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要するに松田玄オーナーの目の届くところだけでまわしているのだ。
だからフルカウントの山口真司さんに

さらなる新展開は。と聞かれても

「もう十分じゃろ、わし。そう思わんか、球場まで作って。それ以降もきっちり、きっちりしたことをやっているし、もうええじゃろという感じや。もう72ぞ、2月に」

ということになる。当然、メディアとしてはカープの新展開について聞いたのだが、松田オーナーは「自分の身の上の話」をしたのだ。
「カープは、かまどの灰までわしのもんじゃけえ」というウルトラオーナーの見識がうかがえるのだ。
お雇い経営者も問題だが、ウルトラオーナーもNPBの将来のためには困ったものだと思う。


NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績

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