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高校サッカー近畿大会決勝、「修学旅行」で中止に 人数揃わず出場校辞退...不戦勝で王者決定
良いとか悪いとかいう話ではないが、従来の学校部活の「潮目」が変わったことを象徴しているかもしれない。
この大会は、近畿大会が「頂点」で、全国大会があるわけではない。重要な大会ではあるが、こと今年に関しては高校生たちが「修学旅行」を優先しても「仕方がない」という部分もある。
コロナ禍の2021年に入学した今の2年生(新3年生)は、授業もリモートになったりしたし、学校行事もろくに行うことができなかった。この時期の若者は、男女ともに「友達がいなければ死んでしまう」くらい友達を希求するもので、友達との「思い出作り」が、一生の宝物になる(ちなみに私は全くそうではないのだけれども)。
修学旅行は、不自由をかこってきた高校生にとって何物にも代えがたい高校生活「唯一の時間」になる。サッカー部員の中にもそう思った生徒が多かったのだろう。
1年生だけで出場する可能性もあったが、部員が9人しかいなかったと言う。

大会の重要度、コロナ禍という特殊な状況はあったにせよ、サッカーで全国大会出場11回という強豪私学の神戸弘陵が、こんな判断をしたのは注目すべきことだ。
日本人は、高校部活は「青春のすべてをかけるべきもの」という観念を持っている。「楽しんでやる部活」もあるが、それは「軟弱」と批判されかねなかった。教員にも「部活をやるために教員になった」という人がたくさんいた。そういう教員も正月と盆以外はすべて「部活」に捧げる人が多かった。これまでは修学旅行など学校行事よりも「試合」を優先してきたものだ。
しかしそういう「部活100%」の高校生活を送った学生が、将来、有為の人材になるとは限らない。高校野球上がりには「指導者、先輩には絶対服従」で修行僧のような3年間を送った人もたくさんいるが、自主自律が求められる今の世の中で、そういう若者が、活躍できるかどうか。
それよりも感情の起伏も大きく、悩みも深い高校の3年間の間に、スポーツも勉強も、いろんな経験もふんだんにする方が、豊かであることは間違いない。スポーツに専念するのは、その後からでもいいと思う。
ダイバーシティと言うが、高校部活にも多様性は必要だ。
近い将来、高校野球でも、夏休みに「友達と海に行きたいから試合休みます」「仕方ないなあ」みたいなことがあってもいいのだと思う。
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1960~62年柿本実、全登板成績
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大会の重要度、コロナ禍という特殊な状況はあったにせよ、サッカーで全国大会出場11回という強豪私学の神戸弘陵が、こんな判断をしたのは注目すべきことだ。
日本人は、高校部活は「青春のすべてをかけるべきもの」という観念を持っている。「楽しんでやる部活」もあるが、それは「軟弱」と批判されかねなかった。教員にも「部活をやるために教員になった」という人がたくさんいた。そういう教員も正月と盆以外はすべて「部活」に捧げる人が多かった。これまでは修学旅行など学校行事よりも「試合」を優先してきたものだ。
しかしそういう「部活100%」の高校生活を送った学生が、将来、有為の人材になるとは限らない。高校野球上がりには「指導者、先輩には絶対服従」で修行僧のような3年間を送った人もたくさんいるが、自主自律が求められる今の世の中で、そういう若者が、活躍できるかどうか。
それよりも感情の起伏も大きく、悩みも深い高校の3年間の間に、スポーツも勉強も、いろんな経験もふんだんにする方が、豊かであることは間違いない。スポーツに専念するのは、その後からでもいいと思う。
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