残された時間は多くないのだ。打ち込まれるにしてもQSレベルで収まってほしかった。
藤浪の投球 S空振り LS見逃しストライク Lボール LDワンバウンド Fファウル
SLスライダー、4S直球 SPスプリッター

Fujinami0402



1回、先頭のウォードは速球を主体に空振り三振。続くトラウトも空振り三振。いずれもスプリッターを振った。大谷は初球はスライダー(スイーパー)、やはりスプリッターで一ゴロ。

2回、レンドーンは左飛、レンフローはスプリットで空振り三振。4球目はピッチクロック違反で自動的にボールを宣せられた。ラムはスプリッターで空振り三振。

エンゼルスは3回からはっきり対応策を考えてきた。スプリッターに手を出さなくなったのだ。そしてスイーパーでない遅いスライダーを打って安打。
無死満塁で大谷は159㎞/hの速球を打ち、左翼フェンスに当たる大きなシングル。
レンドーンの犠飛、レンフローと来て、ラムに球速が落ちた速球を打たれたところで降板。

後続の投手が走者を全部返したために自責点は8になった。

走者を出して投球の精度が落ちたこともあったろう。スライダー、4シーム、スプリッターしかないという球種の少なさも気になった。

藤浪に与えられる先発の機会はあと2~3回か?この間にいいところを見せないと、中継ぎ、さらにはマイナー落ちというパターンだ。

1年契約だし、もともと活躍しても放出するつもりだろうから、だめならあっさり切るだろう。ビリー・ビーンが経営に参画するアスレチックスはそういう球団だ。

あっぷあっぷしていた藤浪を叩き潰したのは、大谷翔平だった。容赦しない厳しさは素晴らしいとは思う。



私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!



NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績