声出しがOKになったことで、ファンをめぐる様々なトラブルが起こっている。
NPBはシーズン前「プロ野球ファンのみなさまへ~SNS等への投稿についてのお願い~」というメッセージを発信した。さらに

4月14日
阪神球団「球場での声出し応援が可能になっておりますが、観戦されるファンの皆様におかれましては、『選手を誹謗中傷するようなヤジ』や『侮辱的な替え歌』は絶対にお止め頂きますようお願いいたします。選手を勇気付ける声援を送り、共に『A.R.E.』を目指して行きましょう!」と通達。

4月15日
中日がファンの“声援”に注意喚起「誹謗中傷する言動は絶対にやめて…」

4月16日
ロッテ対オリックス戦直後にZOZOマリンでオリックスの宮城がヒーローインタビューを受けている際、左翼スタンドのファンが食べ物の容器が入ったゴミ袋を投げつけ、それが別のファンの頭に当たった。
ロッテは18日、球団公式サイトで「観戦ルールやマナーについてのお願い」とマナーの徹底を改めて告知。悪質な行為の場合は厳重な処分を通達するとした。


久々の声出しOKで、観客席が浮かれているのが分かる。また3年にわたる「声出し禁止」の間にマナーを知らない新しいファンが増えたこともあるのだろう。

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この事情はJリーグもよく似ているが、クラブ側の対応はNPB球団とは似て非なるものだ。

J1アビスパ福岡はSNSでのファンの誹謗中傷に対して
「Jリーグ及びJクラブは、誹謗中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する等の行為のない世界を目指しており、アビスパ福岡でも繰り返し撲滅に向けて注意喚起を行ってまいりましたが、このような投稿があったことは、非常に残念でなりません」
「今後、誹謗中傷行為と受け取られる投稿、クラブ等に不利益・損害等を与える投稿、またはその危険性が予見できる投稿については、Jリーグのガイドラインを確認の上、該当投稿の通報及び、該当アカウントのブロック、投稿削除の措置、または法的措置をとる場合がございます」


と毅然とした対応をするとした。
NPBにとっては、ガラの悪いファンも「お客さん」であり、腰が引けたような注意喚起しかできないのに対し、Jリーグクラブにとってサポーターは「ステークホルダー」であり、一緒にクラブを作っていく「同志」だ。だからはっきりとモノを言うのだ。

またサッカーは、人権意識などは「世界スタンダード」だ。世界中のサッカー界で通用しないことは、日本でも通用しない。

NPBよりJリーグの方が言論、人権への「意識が高い」と言える。サッカー界にもいろんな問題はあるだろうが「NPBを反面教師として、組織や運営体制を作った」Jリーグならではと言えるだろう。

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