応援団についてひとしきりブログを書いている。このブログは「アクセス」を最重視しているが、最近、応援団方面の人が来ているようで、当サイトを知らないような人のコメントが増えている。
このサイトは月120万PVくらいある。ブログ界では大した大きさではないが、livedoorブログの野球部門ではここ10年ほどずっと1位、野球ブログとしてはかなり大きい。
ただ当サイトの従前の読者のほとんどは「応援団」ではないし「応援団」を容認する人もほとんどいない。
私は「野球文化學會」「日本野球学会」メンバーで「昭和20年代野球クラブ」にいて、東京野球ブックフェアに12年ほど出ている。たくさんの人と野球について話をしてきたが、私が知る野球ライターや、編集者、野球愛好家、研究者、元野球選手などで「応援団いいね」という人はほとんどいない。

ベースボール居酒屋リリーズもおなじみだが、ここには少し応援団は来ているように思うが、野球場の外では「応援団が幅を利かせている」と思うことはほとんどない。スポーツバーにもたまに行くが、ここで球場のように、応援している人はほとんどいない。

「応援団」は、従来の野球ファンとは別のコミュニティがあって、そこで交流しているのだろう。「応援団」のコアになっているのはNPBの「特別応援許可」をえた「公認応援団」だ。その周辺には球団の「ファンクラブ」の会員で、応援グッズを配布されたり購入したりして、チーム愛を強めている人たちがいる。こうした人たちが、外野の応援席に陣取って、毎試合「民族の祭典」を繰り広げている。

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こういう人たちから従来の「野球ファン」を作っていくべきではないか、という意見もあるが、応援団の人々と、一般的な野球ファンの接点は、ほとんどない。

「応援団」の人々は、球場で我が物顔で振舞っているし、当サイトが応援団を批判したり揶揄したりすれば「嫌なら来るな」「他のスポーツ見ろよ」と言い放つ。応援団は、全然違う観戦の仕方をしてきた野球ファンが昔からいて、野球界を支えてきたことを知らない。傲慢なことに「俺たちこそが野球ファンだ。俺たちが球団や選手を支えてやっているんだ」と思っている。球団が甘やかすから、一部の浅はかな人はそういう態度をとるようになってきているのだ。

私は毎年、ベーマガのベースボールレコードブックや、NPB発行のオフィシャルベースボールガイドを購入し、公認野球規則も買っている。また、野球の歴史書、関連書も買っているが、こういう専門書があることも知らないだろう。

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スコアをつけていたような野球ファン、特定の選手を中学高校から見て、プロ入り後も追いかけていたようなファン、球場で野球の展開を楽しんできたようなファンは、球場から足が遠のいている。
「今の球場はうるさすぎる」「集中できない」「掛け声がくだらなすぎてあきれる」と行かなくなっている人が多い。「テレビやネットもあるしね」ともいう。こういう人が本当に多くなった。

日本の野球ファンは昭和の時代には6000万人と言われたが、各種調査によれば今は2000万人程度と言われる。プロ野球の観客動員は2100万人程度だが、リピーターを1人とカウントすれば800万人程度と言われる。そのうち、応援団は数千人、その周辺で応援する人はせいぜい200万人というところか?
彼らはマジョリティだと思っているが、野球ファンの中ではマイノリティだ。
しかしそのマイノリティが、球場を占拠して、マジョリティである昔からの野球ファンを駆逐しつつあるのだ。



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