昨日のバウアーはがっかりしたけど、それでもこの投手を目の前で見ることができた意義は非常に大きい。
NPBにはこれまで、MLBの100勝投手も、MVP受賞者も、タイトルホルダーも、2000本安打者も、MLBの野球殿堂入りした選手も来て、プレーしたことがある。実績だけでいえば、通算86勝のバウアーよりも上の投手は何人かいる。

キャリアSTATS

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バウアーはMLBに昇格した当初は、コントロールがよくない平凡な投手だった。
しかし2017年頃から制球力が急速に向上し、ERAも大幅に向上して一線級となり、2020年、ショートシーズンにダルビッシュを抑えてサイヤング賞を受賞した。

彼は優秀な投手コーチについて練習したわけではない。自分でジムに通って自分のフォームを修正するとともに、様々な球種を自分でデザインして身に着けた。
2019年に法政大学に来て、そのことを話している。

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2021年にDV疑惑が持ち上がり、人権や暴力に厳しいMLBから追放されたが、バウアーは、この事件がなかったらここ数年、MLBでトップクラスの成績を上げ続けたに違いないのだ。

つまり「昔凄かった」のではなく、「今凄い」投手が、たまたまトラブルがあって日本に来ることになったわけだ。千載一遇のことだったと言える。

昨日の投球フォーム

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DVの問題は議論の余地があるが、トラブルを奇貨として「来るはずのない働き盛りのメジャーの投手が日本のペナントレースで投げている」という、今後も起こらないであろう「奇跡」をしっかり目にとどめておきたい。

恐らく彼はNPBの野球に適応するためにいろいろ考え始めているはずだ。来年には恐らくいない投手の、これからの「進化」に注目しよう。


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