韓国プロ野球(KBO)で、今になってWBC韓国代表の行状が大問題になっている。
韓国代表の投手陣のチームリーダと言える金廣鉉らが、WBC期間中に飲酒をしていたことが発覚し、KBOは「行動規定違反」により罰金処分と社会奉仕活動を命じたのだ。

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侍ジャパンの選手たちもキャンプから大会会期中も、連れ立って飲食をしていた。それをインスタなどに上げていて、交歓のシーンにファンも盛り上がっていたのだが、韓国ではそれが「大問題」になっているのだ。

1つにはその「飲酒」がちょっとした「食事」ではなく深酒だったことがある。しかも金廣鉉などは、自分が先発する日本戦の前日に、赤坂の韓国バーで長時間飲酒していたとのことだ。

確かにプロ意識に欠けた行状ではある。しかし、WBCから3か月近くが経ってのこの処分は、深酒だったからだけではない。

要するに「韓国が惨敗した」ことがその背景にある。例えば日本には負けていても準々決勝に進んでいれば、ここまで大きな話にはなっていない。
アジアではNPBに次ぐ、あるいはNPBに匹敵するプロ野球リーグを自認するKBOが、日本はともかく、格下と思っていたオーストラリアにも7-8で負けて、一次リーグに敗退したことが響いているのだ。
この現実がどうしても受け止められない韓国メディア、国民が今になって「犯人捜し」をやり始めたと言うところだ。
しかし金ら3人が酒を飲んでいなくても、今回の韓国が日本に伍して大会のツリーを上っていくのは難しかっただろうと思う。

投手も打者も、かつての韓国の魅力、迫力はほとんど感じなかった。

その原因は、野球がオリンピック競技ではなくなって優秀な人材が集まらなくなったことや、高校の野球競技人口が、日本の10分の1以下と言う「すそ野の小ささ」に求めることもできるだろう。

しかし、本質的にはここ数年で「韓国が日本に大きく水を開けられた」ことが大きい。

続く


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