「高校野球は軍国主義みたいでいやだ」というコメンターに対して、こういう反論を貰った。
高校球児は頑張っているさん 

高校野球に限らず(というか年齢、スポーツに限らず)本気で取り組んできた人達は老若男女問わず泣きますよ。
それは努力が報われなかった悲しさかもしれないし、一緒に頑張ってきた仲間との時間が終わってしまう寂しさかもしれないし、もしかしたらやりきった感動の涙かもしれません。
決して万死に値するから、負けた責任を感じて泣いているわけではありません。
それを全体主義や軍国主義といったレッテルを貼って気味悪いと言ってしまう考え方の方が気持ち悪いです。
誰かと何かに本気で打ち込んだことはありますか?
何かを得る為に一生懸命になった事はありますか?
日本一になりたくて必死に努力している彼らの事を応援しないのは自由ですが悪く言う必要も無いと思いますよ。


日本の高校生人口は約330万人。高校野球だけでなく部活をしている高校生は150万人くらいか?甲子園に出る高校球児のように、毎日必死に頑張る若者もいれば、楽しむことを目的にした部活をしている若者もいる。さらに「帰宅部」もいれば、バイトをしているのもいる。受験勉強に必死になっている高校生も多い。一方で、ヤングケアラーとして家族の介護をしている若者もいる。グレてなにをしているかわからないのもいる。

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日本一になりたくて努力をしている高校球児が、平々凡々と生きている高校生よりも「立派だ」「偉い」と言う昭和の価値観は、もうそろそろ打ち止めにしよう。

これからの日本、世界はここまで無能、怠惰、無責任に世の中を回してきた我々大人世代のせいで、ちょっとない酷い状態になる。それが間違いない中で、高校生は、いろんな姿かたちをしながら生きて生活してくれている。それが何よりありがたいではないか。

私にはアラサーの子供が2人いる。高校時代には「勉強しろ」だの「だらだらするな」だの人並みのことは言ったが、今、何とか生きてくれているのを思えば、親の叱言は、あってもなくても良かったのだと思う。むしろ親の叱言を乗り越えて、自分らしく生きてくれているのだと思いたい。

これからの高校生は、大人世代とは違う人生を歩むことになる。終身雇用は消滅し、富は年寄りが墓場に持っていこうとしている、国際的な競争にもさらされる。そんな中で「まず生きてくれている」ことをありがたいと思い、彼らを支援しようじゃないか。

すでに高校生は我々が経験したことのない世界を生き始めている。高校野球はまさにその象徴だ。
大人の世代は、気温が体温よりも高いような酷暑の中で野球をしたことなどなかった。彼らは、命の危険があるような環境で、野球をしている。狂気の沙汰である。それをさせているのは、大人たちだ。

その図式を知るならば「一生懸命頑張っている高校生を観ろ」みたいな能天気なことは言えるはずがない。私が彼らにかける言葉があるとすれば、ひとえに「申し訳ない」ということだ。

じっとしていても命の危険のあるような環境で、未来ある若者に野球をさせるような狂気は、大人の責任でストップさせるべきだ。



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先発全員奪三振達成投手/1994~2023