プロ野球もアマチュアも、問題山積の日本野球だが「何も変わらない」のが現実だ。
高校野球で言えば「夏の甲子園、炎天下での強行(凶行?)する日本高野連」の話もそうだ。プロで言えば「ファームの拡充」もそうだ。

熱中症で重篤な患者、最悪死者が出そうな状況が続いているのに、なぜ日程変更や開催地変更など、抜本的な改革ができないのか?

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選手数がどんどん増えているのに、ファームの試合は増えない。「試合に出られない選手」が増えている中、なぜ下部リーグを拡張するなど、抜本的な改革ができないのか?

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その背景には「上意下達信仰」とその裏返しとしての「ベンチャー気質への忌避」がある。

日本の組織は「上に従順な人間が出世する」傾向が強い。「年功序列」で「同調圧力」が強いから「異論を唱える」ことが難しい社会なのだ。
「上に立つもの」「年長者」は「現状維持」を好む。彼ら自身も上に従順で、それによって出世してきたからだ。
そういう人物によって引き継がれてきた組織は、多くの場合「改革」に対して、非常に腰が重い。ベンチャー的な改革者は、そういう組織のトップにとって「不届き者」でしかない。
どうしようもなくなってから組織にたてつく「改革者」があらわれて、革命を起こすのだ。

もう一つは、古い組織には「様々な利権の保有者」がいて、組織改革を阻害するのだ。

日本高野連そのものは「高校野球はヤバいところに来ている」という認識はある。事務局長は変えなければ、とも思っている。しかし都道府県高野連には化石のような親父がわだかまって「俺の目の黒いうちは何も変えさせん」と息巻いている。彼らがいるために、改革は遅々としてすすまないのだ。
NPBにも広島カープという「金がかかることは一切やりたくない」球団がある。また中日のように「メンツだけで球団を持っている」球団もある。彼らは「改革なんかしたくない」わけだ。

さらに組織的な問題もある。

最近の日本高野連の会長は、代々大学総長などが「名誉職」として就任する。実務は事務局長が仕切る。お飾りのトップの下で実務者が組織を仕切っているのだが、こういう体制では「大号令」を発する人はいないので、小手先の修正だけになり「大改革」は、困難になる。

NPBは、12球団が実権を持っていて、コミッショナーは非常勤の「名誉職」だ。NPB事務局は、各球団の調整役で、何かを動かす力量はない。

こういう組織にしたのも、蟠る権力者たちが「俺たちに無断で、勝手なことはさせない」ためなのだ。

日本高野連もNPBもなかなか変わることができないのは、「改革などとてもできない」組織になっているからなのだ。


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先発全員奪三振達成投手/1994~2023