予想外ではあった。馬淵史郎というのは「守旧派の首魁」とでもいうべき指揮官だったし「全員バントができるような人選」というのも「ありえない」と思っていた。多くの関係者も同意見だったが優勝した。まずは不明を詫びる。
日本の戦績を見ていこう。

ヨーロッパ圏のチームに強いのはいつもの通り。
中米もこの世代は「将来へ向けた育成」が中心なのでそれほど強くない。
アメリカはさすがに強いが、強打を最終回(7回)まで封じることができたのが大きかった。
オランダ戦、日本はわずか1安打、オランダが繰り出す3投手の前に沈黙した。
スーパーラウンドでは、韓国戦に大勝したのが大きかった。安打数は日本7安打、韓国6安打だったが、日本は2回には振り逃げの走者が出てスリーバント失敗したものの長打が出て先制、6回には山田の本塁打などで追加点を挙げた。
しかし台湾では初回、失策をきっかけに初回から3失点、2回、3回には犠牲フライで加点され、日本は追いつくことができなかった。
スーパーラウンドを終えた時点での順位表

スーパーラウンドの順位表はこのラウンドに出場したチームの1次リーグの勝敗表を加味しているためこうなる。
この時点では台湾が圧倒的に強く、日本はオランダ、台湾に負けたために2位だった。
3位決定戦と決勝戦。

日本は台湾に先制されたが、4回四球で出た打者をバントで送り、内野安打で一三塁、ここでスクイズを仕掛けたがエラーが絡んで2人が返ってきた。守備の乱れに付け込んだ形だ。
馬淵監督が言及した「バント」が勝利につながったと言う形だ。
日本はWBCで、1度目は負けても再戦した時に勝つことが多かった。アナリストがデータを蓄積して試合に役立てたのではないか。
もう一つ痛感するのは「韓国の地盤沈下」だ。かつては、日韓が東アジアの2強だったが、今は台湾の方が明らかに強い。
野球が五輪競技でなくなってから、兵役免除などの得点がなくなり、若い世代が野球を選択しなくなったと言う。WBCでも1次ラウンドで手もなく敗れたが、韓国の野球熱が冷めているのではないかと思う。
たまたま韓国でKBOの試合を見ているが、内野守備の大雑把さ、そして大振りはするが、フルスイングができていない打者を観るにつけ、韓国野球は進化していないのではないかと思う。
馬淵監督は「勝利は得るが選手を育てない指導者」として有名だった。NPBで活躍しているのはDeNAの伊藤光などわずかだ。投手を酷使して潰す指導者としても有名だった。バント戦法は功を奏したが、U18に出る選手たちが「バントを武器にする」ことなど考えられない。「勝ちにこだわった結果」だと言えよう。
私は2度ほど話をしたことがあるが、私が「球数制限」について取材していると知ると「そりゃ球数制限は大事よ」と言った。そういう世渡りのうまさもあるのだと思う。これでまた「名将」と言われるのだろうが、進歩的な指導者は困惑していると思う。
さらに言えば高校球児のレベルアップがあっただろう。「目的意識をもって団結することができる」その賢さが勝利に結びついたと言える。またここに出ている選手の多くは日常から木製バット、低反発金属バットを使っている。これも良かったのではないか。
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先発全員奪三振達成投手/1994~2023

ヨーロッパ圏のチームに強いのはいつもの通り。
中米もこの世代は「将来へ向けた育成」が中心なのでそれほど強くない。
アメリカはさすがに強いが、強打を最終回(7回)まで封じることができたのが大きかった。
オランダ戦、日本はわずか1安打、オランダが繰り出す3投手の前に沈黙した。
スーパーラウンドでは、韓国戦に大勝したのが大きかった。安打数は日本7安打、韓国6安打だったが、日本は2回には振り逃げの走者が出てスリーバント失敗したものの長打が出て先制、6回には山田の本塁打などで追加点を挙げた。
しかし台湾では初回、失策をきっかけに初回から3失点、2回、3回には犠牲フライで加点され、日本は追いつくことができなかった。
スーパーラウンドを終えた時点での順位表

スーパーラウンドの順位表はこのラウンドに出場したチームの1次リーグの勝敗表を加味しているためこうなる。
この時点では台湾が圧倒的に強く、日本はオランダ、台湾に負けたために2位だった。
3位決定戦と決勝戦。

日本は台湾に先制されたが、4回四球で出た打者をバントで送り、内野安打で一三塁、ここでスクイズを仕掛けたがエラーが絡んで2人が返ってきた。守備の乱れに付け込んだ形だ。
馬淵監督が言及した「バント」が勝利につながったと言う形だ。
日本はWBCで、1度目は負けても再戦した時に勝つことが多かった。アナリストがデータを蓄積して試合に役立てたのではないか。
もう一つ痛感するのは「韓国の地盤沈下」だ。かつては、日韓が東アジアの2強だったが、今は台湾の方が明らかに強い。
野球が五輪競技でなくなってから、兵役免除などの得点がなくなり、若い世代が野球を選択しなくなったと言う。WBCでも1次ラウンドで手もなく敗れたが、韓国の野球熱が冷めているのではないかと思う。
たまたま韓国でKBOの試合を見ているが、内野守備の大雑把さ、そして大振りはするが、フルスイングができていない打者を観るにつけ、韓国野球は進化していないのではないかと思う。
馬淵監督は「勝利は得るが選手を育てない指導者」として有名だった。NPBで活躍しているのはDeNAの伊藤光などわずかだ。投手を酷使して潰す指導者としても有名だった。バント戦法は功を奏したが、U18に出る選手たちが「バントを武器にする」ことなど考えられない。「勝ちにこだわった結果」だと言えよう。
私は2度ほど話をしたことがあるが、私が「球数制限」について取材していると知ると「そりゃ球数制限は大事よ」と言った。そういう世渡りのうまさもあるのだと思う。これでまた「名将」と言われるのだろうが、進歩的な指導者は困惑していると思う。
さらに言えば高校球児のレベルアップがあっただろう。「目的意識をもって団結することができる」その賢さが勝利に結びついたと言える。またここに出ている選手の多くは日常から木製バット、低反発金属バットを使っている。これも良かったのではないか。
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コメント
コメント一覧
韓国が強くないとね。
あと韓国に関して。
日本の選手が、野手とかがもうちょいプレーするようになると、大ざっぱな野球も変化するのかな。
韓国選手がこちらにくるとなると‥年俸ふっかけるからなあ。
投手はまだいいんだけど、野手は慣れるまで時間がかかりすぎて残念な状態になりがちなんで、あんだけ年俸ふっかけてこれかよ、てことが割と多かったので、韓国選手とらなくなっていった、ていう経緯になった感じですね。
日本の主力投手が好調だったこともあって、相手のパワーに押されるような展開がなく、確実性重視の選手選考と戦術がうまくはまったという感じがありますね。