仕事だから、記者会見にはしばしば行くが、あの独特の空気は大嫌いだ。
新聞社やテレビ局はみんな知り合いで「やあやあ」みたいな感じになっている。会見者とも親しい場合が多く、会見の前に挨拶したりしている。

会見の後は「質問」になるが、新聞やテレビはろくな質問をしない。この間のハヤテ223の会見でもあったが「静岡の方に向けて、メッセージを」みたいなのだ。
野球選手の場合「ファンにひとこと」「野球をしている子供たちに向けて、メッセージを」みたいなのだ。

そんな質問をしたってどうでもいい、つまらない答えしか返ってこないのが分かっているのに、必ずこの手の質問が出る。そしてその答えを嬉しそうに「記事」にするのだ。

ハヤテ223で言えば、一番聞くべきは「経営」の話だろう。ファームの試合だけで成り立つのか、どんなビジネスモデルを想定しているのか?
ハヤテ223の代表は「資金についてはグループでしっかりサポートしていく」と言った。この答えが聞けたのは収穫だった。
私は「清水庵原球場の指定管理者になるか?」と聞いたが「ならない」とのことだった。
私みたいなフリーランスが質問をすると「こいつ誰だ?」とばかりに記者連中がこっちを見る。アウェー感半端ないが、必ず質問することにしている。

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今の記者クラブの記者たちは「取材元の味方」になってしまうのだ。だから国会質問の与党みたいなどうでもいい質問しかしない。

それは、厳しい質問は避けたいと思う取材対象にとっては、ありがたいことだ。記者会見場は、できるだけ「与党議員」みたいなメディアだけを入れたい。

日本の記者会見がつまらないのは、こういう「なれ合い」が、出来ているからだ。メディアがまじめに仕事をする気がなくて、どうでもいい記事を書くことしか考えていないからこうなるのだ。

ジャニーズの記者会見などもその典型だったわけだ。
今の日本がなかなか前に進まないのは、言論の担い手であるメディアが腐敗して、その機能を果たしていないことも大きい。


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