ポストシーズン、オリオールズの2023年が終わりそうな様相だ。まだ1試合あるが、ペナントレースぶっちぎりのチームがポストシーズンであっさり敗退するのは、よくあることだ(指摘あり修正)。

藤浪晋太郎の2023年もほぼ終わった。実に波乱万丈の1年だった。
成績はこうなる。

Fuji2023


アスレチックス時代の成績に比べればかなり改善されたが、オリオールズでもERAは4.85とリーグ防御率4.28よりも悪い。オリオールズでも結構打たれていたのだ。

しかし「抑えているときの圧倒的な迫力」の印象が強いので、藤浪は「うまくいった」かのようなイメージができたのだ。
しかし9月の途中までは、確かに期待させる成績だった。

今季の全登板

Fuji2023-ALL


9月は17日まで7試合連続で無失点。いよいよ本領発揮かと思えたが、ポストシーズン進出が決まってからは5試合2.1回を投げて4被安打、4与四球、自責点5、ボロボロになった。

シャンパンファイトで大はしゃぎしている映像が流れた翌日から大乱調になったのだ。

藤浪が抑えているときは、非常に高いテンションでマウンドに上がっていたのだ。気が緩むと、たちまちノーコンでダメダメの晋太郎になってしまうのだ。

地区シリーズのロースターに入らなかったのは、藤浪が転倒して腕と顎を汚したからだと言われているが、それだけでもないようだ。

来季、藤浪が契約できるかどうかはわからない。しかし、大戦力の投手陣を持つチームであれば「面白い存在」として抱えてくれるのではないか。

MLBでの破天荒な「活躍」。来年も見たいものだ。


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