打点王についても、今年はかなり特異な数字になっている。
2リーグ分立後の1950年以降での打点王の小打点30傑 RBI/Gは出場1試合当たりの打点。

RBI


最小打点は1956年、巨人の宮本。ハワイ出身の日系二世、エンディ宮本と言われた。唯一の60点台の打点王。この年のリーグ打率は.225であり、投高だった。エンディは翌1957年も打点王になったが、これも史上3位の78点だった。
2位は1960年の阪神藤本の76打点。藤本は22本塁打で本塁打王になっている。二冠王だ。しかし22本76打点は、普通でいえば「ちょっとした強打者」の成績になる。

以下、1950年代の数字が多いが、1995年は80打点でイチロー、初芝、田中幸がタイトルを分け合った。3人が打点王になったのはこの年だけ。そして3人とも打点王はこの年だけという珍しい記録にもなっている。

今年の近藤の87打点は13位タイだが、21世紀以降では最小。近藤は全試合出場して87打点を挙げたが、RBI/Gは0.608、これは1957年の巨人、宮本の0.605に次ぐ少なさだ。

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しかし今年の近藤健介は、個人的にはMVPを与えてもいいのではないかと思っている。
WBCでは吉田正尚と共に「影のMVP」ともいうべき活躍だったし、ソフトバンクでは35歳になって、やや衰えたかと見得た柳田悠岐と中軸を組んで、ホークス打線を支えた。

近藤は3回目の「最高出塁率」のタイトルもとったが、規定打席に到達した7年全てでOBPは4割を超えている。チームへの貢献度と言う点で抜群の選手だ。
日本ハムはこの選手に出ていかれたことの意味を考えるべきだったろうと思う。



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