今の新しいスポーツの考え方では「アスリートは自分で考え、自分で努力し、進化していく」ことが求められている。
人から言われて練習したり、フォームを改造したりするアスリートは、二流以下だ。
そういう選手はたとえパフォーマンスが向上したとしても「次の壁」にぶつかったときに、自分で突破することができない。自分の体調や体の特性を「人に言われて気が付く」のではなく、自分でチェックして理解することができなければ、一流に離れないのだ。
コーチに求められるのは「自分で成長しようとする選手」をじっくりと観察して、良いタイミングでアドバイスをする事だ。
ロッテの吉井理人監督は「最高のコーチは教えない」という本を書いたが、筑波大学大学院でコーチング論を学んだ吉井さんは、手取り足取り選手を指導する時代はもう終わったと言っているのだ。
今、必要なのは豊富な知識を持つうえで、選手にどう接するべきかを知って、適切に対応できる指導者だ。上から押さえつけて「言うことをきかせる」ような指導者は必要がない。

昔の投手コーチは「投手のフォームを改造してなんぼ」みたいなところがあった。「あれこれいじられて投げられなくなった」投手が、今でも散見されるが、そういう投手コーチは「仕事をやってる感」を出すために、投手にあれこれ言うわけだ。
そういうコーチに限ってトラックマン、ラプソードなどの計測機器についてはわからない。「数字で何が分かるんだ」と思っている。
今や、12球団にアナリストがいる時代だが、それでもそんなコーチがたくさんいるのだ。

「でも、高校から入ったばかりの選手には、基礎的なことをしっかり教えないといけないのではないか」という意見もあるだろう。確かにベーシックなことは教えるべきだろうが、その際も強制するのではなく「何のためにこの練習をするのか」をしっかり理解させるべきだろう。
高校以下の指導者でも「自分で判断し、自分で努力する」ように子供を仕向けているのが大事だ。
「あと10キロ走ったら、今日の練習終りだ。さぼるなよ」と言って一丁上がりみたいな指導者は、もういらない。
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今、必要なのは豊富な知識を持つうえで、選手にどう接するべきかを知って、適切に対応できる指導者だ。上から押さえつけて「言うことをきかせる」ような指導者は必要がない。

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今や、12球団にアナリストがいる時代だが、それでもそんなコーチがたくさんいるのだ。

「でも、高校から入ったばかりの選手には、基礎的なことをしっかり教えないといけないのではないか」という意見もあるだろう。確かにベーシックなことは教えるべきだろうが、その際も強制するのではなく「何のためにこの練習をするのか」をしっかり理解させるべきだろう。
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