「指揮官の意図が見える采配」というのは、見ていて気持ちが良いものだ。
朝も少し言ったが、昨日の、16日のソフトバンク戦で延長回で失点したロッテ澤村の先発、そして一昨日に負け投手になった山岡の起用は、手練れの指揮官、特に投手起用に明確な指針のある指揮官ならではだった。
ロッテ、澤村拓一の今季成績は34試合4勝3敗3S14HながらERAは4.91、16日のソフトバンク戦のようにとられるときは複数点になることが多い。前年のERAは1.71だから、もう「抑えの主力」とは言えない。しかし、抑えるときは簡単に抑える。ちょっと今年の藤浪晋太郎に似た投球内容だったのだ。
吉井監督はファーストステージで3連投させた負い目もあり「このままシーズンを終わらせたら、来年、使えなくなる」との意識からブルペンデーの初回を任せたわけだ。

澤村は1番中川圭に安打を打たれ、森、杉本を歩かせ二死満塁までいったが、無失点に抑えた。やはり本調子とは言えなかったが、それでも無失点に抑えたことで吉井理人監督の「意図」は功を奏したわけだ。
山岡の場合は、本来先発投手だったが、山下舜平大、東晃平など若手の台頭もあり、救援に回った。平野佳寿の代わりにクローザーをつとめたり。ロングリリーフをするなど、便利遣いのようにしているという認識があった。オリックスは日本シリーズに進む前提で戦っているから、一昨日の「負け投手」のままで放置すると、日本シリーズで投げられなくなる可能性がある。
そこで、今日の継投に山岡を入れたわけだ。中嶋監督は、試合前には起用する旨伝えていた。
そして7回、山岡は中村奨吾にぶつけはしたが、0点に抑えた。

この2つの起用は、目先の勝利を求めるだけでなく「投手を活かす」目的があったのだ。
引き比べるのも気の毒だが、8月25日のDeNA戦で、近藤簾に10失点61球を投げさせた中日、立浪監督とは天と地ほど違うと言えよう。
「失敗するのは選手が悪い、だから罰を与える」指揮官と
「失敗するのは指揮官が悪い、だからチャンスを与える」指揮官
もちろん、その投手に能力と気持ちがあればこそだが、その差は明瞭だろう。

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1972年外木場義郎、全登板成績【3度目の無安打試合達成】
ロッテ、澤村拓一の今季成績は34試合4勝3敗3S14HながらERAは4.91、16日のソフトバンク戦のようにとられるときは複数点になることが多い。前年のERAは1.71だから、もう「抑えの主力」とは言えない。しかし、抑えるときは簡単に抑える。ちょっと今年の藤浪晋太郎に似た投球内容だったのだ。
吉井監督はファーストステージで3連投させた負い目もあり「このままシーズンを終わらせたら、来年、使えなくなる」との意識からブルペンデーの初回を任せたわけだ。

澤村は1番中川圭に安打を打たれ、森、杉本を歩かせ二死満塁までいったが、無失点に抑えた。やはり本調子とは言えなかったが、それでも無失点に抑えたことで吉井理人監督の「意図」は功を奏したわけだ。
山岡の場合は、本来先発投手だったが、山下舜平大、東晃平など若手の台頭もあり、救援に回った。平野佳寿の代わりにクローザーをつとめたり。ロングリリーフをするなど、便利遣いのようにしているという認識があった。オリックスは日本シリーズに進む前提で戦っているから、一昨日の「負け投手」のままで放置すると、日本シリーズで投げられなくなる可能性がある。
そこで、今日の継投に山岡を入れたわけだ。中嶋監督は、試合前には起用する旨伝えていた。
そして7回、山岡は中村奨吾にぶつけはしたが、0点に抑えた。

この2つの起用は、目先の勝利を求めるだけでなく「投手を活かす」目的があったのだ。
引き比べるのも気の毒だが、8月25日のDeNA戦で、近藤簾に10失点61球を投げさせた中日、立浪監督とは天と地ほど違うと言えよう。
「失敗するのは選手が悪い、だから罰を与える」指揮官と
「失敗するのは指揮官が悪い、だからチャンスを与える」指揮官
もちろん、その投手に能力と気持ちがあればこそだが、その差は明瞭だろう。

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1972年外木場義郎、全登板成績【3度目の無安打試合達成】
コメント
コメント一覧
この視点と行動は、アマチュア野球にも必要です。
特に最後の一文は心に響きました。
スポーツのみならず、一般社会においても同様でしょう。
「失敗するのは選手が悪い、だから罰を与える」指揮官と
「失敗するのは指揮官が悪い、だからチャンスを与える」指揮官