「今日は午後から予定入れないでね、特に夕方。万が一と言うことがあるしね」「?」「今日はドラフト会議だからね」みたいな冗談も、かなり減ったのではないだろうか?
ドラフト会議は、一心に野球を続けてきた選手たちにとっては、本当に運命の日だ。
野球記者やライター達が下馬評を書き、メディアも大きな話題にする。球団によっては1位指名選手を前もって発表したりする。これは重複使命を避けたいという思惑もあってのことだろう。
選出されるのは育成含め100人程度だ。

この時期になると、見込みのある選手とそうでない選手ははっきりしている。高校、大学の場合、プロ志望届を出さなければ指名されることはない。今年は高校生139人、大学生177人の計316人が志望届を提出した。

社会人や独立リーグの場合、志望届はないが、それでも「可能性があるかないか」は、今日まででわかっている。
プロのスカウトが可能性があると感じた選手には、球団から「調査書」が送付されるのだ。今日の時点で「調査書」が来ていない選手は「志望届」を出していても、ドラフトにかかる可能性はない。

「調査書」は、高校、大学、社会人、独立リーグの対象選手全てに送付される。調査書には基本的な個人情報に加えて、成績や自分の「野球に対する考え方」なども記入する、

大学の場合、成績はチームのアナライザーなどが精細なデータを書くことも多い。意外に重要なのが「考え方」だ。自分の意志でしっかりしたことを書かなければならない。ある選手は「調査書」に幼稚なことを書いて、球団が指名を見送ったこともあるという。

「調査書」を1枚しか貰っていない選手は、まず難しい。指名されても下位か、育成だ。複数枚貰ってようやく「有望」となる。

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実はその前に球団に呼ばれて非公開でトライアウト的なものを受けている選手もいる。そういう場合「内定」が出ている。

一番微妙なのは、調査書が1~2枚で、球団のトライアウトにもよばれていないような選手だ。彼らが一番ドキドキする。

ドラフト指名は多くのチームで毎年、1人いるかどうかだ。指名を期待して現場に行っても、空振りに終わってがっかりすることも多い。

徳島インディゴソックスだけは、毎年複数の選手が指名される。育成が多いが、それでもそんなチームは日本にほとんどない。だから私は今年も徳島に行く。事前に取材した選手たちの運命の日を、つぶさに見に行くのだ。

去年、徳島の茶野篤政がオリックスに育成指名された瞬間

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1年で140キロ台→159キロ腕や巨人・増田の弟…ドラフト候補だらけの上に「162キロ謎のドミニカ剛腕」も!〈独立L最強・徳島が推す6人〉


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