今朝、NHKの朝のニュースで慶應高校とLiga Agresivaが取り上げられた。たまたま私はその現場にいたが、地域ニュースだと思ったら全国版のニュースでちょっと驚いた。
慶應高校、森林監督の情報発信力はすごいので、Ligaのニュースは、また拡がっていくのだろう。

私は数年前からLiga Agresivaの取材で全国を回っている。今年も千葉、神奈川、新潟、大阪を回り、多くの指導者に話を聞いたが、Ligaのポイントは「本当に選手主体にできるかどうか」だと思う。

慶應高校は試合を「選手に完全に任せる」だけでなく、練習のレベルから選手が個々にテーマを決めて自分たちで努力している。自分で考えているのだ。
私はあるテーマで、2年前の慶應高野球部の2年生全員に短い文章を書いてもらったことがあるが、彼らは自分の言葉でしっかり書いていて、感動ものだった。

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しかしLigaに参加している学校でも、その部分をよく理解していない学校もある。「うちは選手数が多いので、Ligaは普段試合に出られない選手には良い機会になる」みたいなコメントをする指導者の中には、「主体性」の部分の理解がそれほど深くない人もいるのだ。

Liga Agresivaでは、リーグ戦の前にスポーツマンシップについての講座を受けることになっている。日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏代表の話を聞くことになっている。また、試合が終われば「アフターマッチファンクション」と言って、両チームの選手同士が、話し合うことになっている。
投手の中には、牽制の仕方について、立ち上がってやって見せる選手もいて、なかなか盛り上がる。

Ligaの取り組みは「指導者のもの」だった「野球」を、「選手に返す」取り組みでもある。「やらされる野球」を選手が自分で「考える野球」に変えていくことだ。それが理解できているかどうかで、成果は変わってくる。

Ligaに参加する学校は、これからも増えてくるだろうが、成果が上がるかどうかは「指導者の理解力」によるところが大きいのだ。



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