日本の国に、アメリカから野球が伝わる際に、誤って伝わったもの、日本で独自解釈をしたものがいくつかある。
例えば「死球」、あちらではHit by pitchという。英語で略称するとすれば「HB」になるのだが、日本では、日本語の直訳的にDead ballと言ってきた。スコアブックによっては死球を「DB」と書きなさいと書いてあるものもある。しかしDead Ballと言うと、アメリカでいう「Ball Dead(プレーが停止した状態)」と混同されてしまう。全く使われない言葉だ。私はスコアブックを書くときは「HB」と書くようにしている。
同じようにボールカウントも、日本ではSBO方式が長く続いてきた。2008年に、アメリカ流のBSO方式になった。MLB中継が始まって、イチローが毎日のように活躍し始めたころから、NHKあたりがこの表記にしだしたようだ。球場のボールカウントボードも一斉に改定された。これ、結構な金がかかったと思う。
ただ、ごく田舎の小球場ではいまだにSBO方式の球場もある。
若い人は「3ボール1ストライクは3-1」とかすぐに出てくるだろうが、49歳の年までSBOで育った私などは一度頭の中で置き換える作業をしなければならない。
フルカウントといえば、やっぱり私は「2-3」だと思ってしまう。「3-2」ではピンとこない。若いころから親しんできた慣習はなかなか抜けないのだ。
例えばいきなり「フルカウントと言えばボールカウントは?」と聞いて切れば、年寄りの大部分は「2-3」というのではないか。世代を確認する手段になりそうだ。

私の手元には、審判用のインジケーターがある。これ、たぶん大学生くらいの頃に買ったのだと思うが、SBOからBSOに代わったころの審判は大変だったのではないかと思う。意識の上でボールとストライクのコールが変わったが、手指で操作するインジケーターの指の位置は変わらないのだ。私など絶対できないと思う。
MLBの野球が再び流入し始めるとともに、これまで日本流でやっていた野球の呼称やルール、慣習なども変化しつつある。
例えば試合中にベンチ前で投手がキャッチボールをする習慣なども、今後はなくなってしまう可能性があるだろう。
またピッチクロックの導入にはNPBは否定的なようだが「長い物には巻かれろ」ではないが、アメリカ流に取り込まれていくのだろう。
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若い人は「3ボール1ストライクは3-1」とかすぐに出てくるだろうが、49歳の年までSBOで育った私などは一度頭の中で置き換える作業をしなければならない。
フルカウントといえば、やっぱり私は「2-3」だと思ってしまう。「3-2」ではピンとこない。若いころから親しんできた慣習はなかなか抜けないのだ。
例えばいきなり「フルカウントと言えばボールカウントは?」と聞いて切れば、年寄りの大部分は「2-3」というのではないか。世代を確認する手段になりそうだ。

私の手元には、審判用のインジケーターがある。これ、たぶん大学生くらいの頃に買ったのだと思うが、SBOからBSOに代わったころの審判は大変だったのではないかと思う。意識の上でボールとストライクのコールが変わったが、手指で操作するインジケーターの指の位置は変わらないのだ。私など絶対できないと思う。
MLBの野球が再び流入し始めるとともに、これまで日本流でやっていた野球の呼称やルール、慣習なども変化しつつある。
例えば試合中にベンチ前で投手がキャッチボールをする習慣なども、今後はなくなってしまう可能性があるだろう。
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コメント
コメント一覧
BSOの色分けを信号機に例えた説明です
それぞれ青(緑)黄赤なので、だんだん赤(アウト)に近づくという理屈…
私は草野球をやるようになってから、違和感はなくなりました
ピッチクロックは早く導入して欲しいです
草野球でもグラウンドの1枠が2時間の所が多いので、導入している運営もあります
そのリズムを少し壊すのが小西得郎さんでしたね.「小西さん今のバッティングはどうでした?」「え~,なんともうしましょうか~.ピッチャーもよく投げたし,バッターもよく打ったということでしょうかね~」
掛け合い漫才のツッコミとボケの感じがありました.そのリズムを作るのがSB順の呼び方だった気がします.
ちょっと時代が下がると坂東英二さん.「さあ,ノーアウト満塁カウントはノーストライクスリーボール.坂東さんここはピッチャー何を投げたらいいですか?」「ボクなら目え~つぶってど真ん中ストレートですわ」