今年のアジアウィンターリーグは、日本からNPB紅白2チーム、社会人のJABAが参加、台湾からはCPBL(プロ野球)とCTBA(アマ選抜)、来季からCPBLの一軍リーグに参加する台鋼ホークスが参加している。韓国やオーストラリアなどはいない。
球場はコロナ前は最新鋭の台中洲際棒球場が多かったが、今年は台南市民球場と斗六野球場が中心になっている。
昨日までの成績

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台鋼の強さが目立っている。今季から1軍リーグに参加するレギュラー級がいることも強みだが、今年1年に軍リーグで戦って練度が上がっている。急ごしらえの選抜チームとの最大の差はこれではないか。

で、昨日は斗六で2試合があった。投宿している台南からは自強=特急列車で1時間ちょっとだ。斗六はアジアウィンターリーグの第2球場的で、私は何度も行っているが、球場はともかく、設備は整備がされていない。なかなか汚い球場ではある。

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今回の大会は入場無料で、指定されたエリア内ならどこで見てもOKなので、いろんなところから写真を撮った。

第1戦はJABA対CPBL、日本の社会人と台湾プロ野球の対戦だった。先発はJABAが 近藤壱来、私が香川オリーブガイナーズで何度も話を聞いた投手だ。今はJR四国。

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CPBLが楽天モンキーズの曽家輝、

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しかし近藤は3回5被安打3失点、曽家輝は3回1被安打自責点0の好投だったが、CPBLの2番手同じく楽天の頼知頎がひどかった。
日本通運の 添田真海の満塁本塁打などこの回7失点

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CPBLはとにかく四球、死球、失策が多い。JABAも投手陣がピリッとせず。

8対5でJABAが勝ったが大味な試合だった。

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2試合目はNPBの紅白戦。
先発は、白軍が2022年中日のドラ1、仲地。

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紅軍が阪神の鈴木。

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仲地は2四球を出しながらも3回まで零封、鈴木は3回裏、2死から四球で出た中日の鵜飼が盗塁の後、同じく中日浜のタイムリーで先制。

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4回、紅はSB正木の左前打の後ヤクルトの北村が左翼に本塁打。

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その直後、イヒネが三塁打。猛烈なスピードだった。

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そのイヒネは、6回に遊撃で失策(高投)。浜が出塁。二塁に進み、野選で帰って来る。

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急ごしらえのチームなので、パスボールが目立ったが、日本勢の内野守備は昼間のJABAともども台湾とは別物だ。台湾の内野手のほとんどは、ゴロを取ってから握りなおしたりタイミングを取っているが、日本勢はすぐに投げることができる。スナップスローなどいろんな体制からの送球を練習しているのだ。また、ベースに入る野手も速い。
台湾の内野守備は、アジアチャンピオンシップの時は「進化した」と思ったが、若手やアマなどの守備はまだまだだと思った。

駒田さんを久々に見た。高知の監督時代は駒田さんがやっているお店で飲んだりもしたものだ。

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電車の時間があったので8回で帰った。NPBの野球の「レベル」を実感できた。試合はそのまま3対2で白組が勝った。

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