日大アメフト問題、再発防止策検討委員会 益子俊志委員長
「アメフトをやるフィールドがなくなるということですけれども、今在学しているアメフト部の学生にとってアメフトが生きがいというのもありますけど、そこはやはり学部・学生として、しっかり勉強する環境は残りますし、もちろん日大アメフト部が万が一消えたとしても、外部のクラブチームでやるとか、同好会でやるとかというところは決して我々は妨げるつもりはありません」
早稲田出身のラグビーのレジェンドは、至極真っ当なことを言った。
アメフト部がなくなれば、選手たちは競技や練習をする場所はなくなるけれど、日本大学の大学生であることには変わりはない。「しっかり勉強する環境は残る」わけだ。
日大のアメフト部に入って来る選手は「アメフトをやるためだけに、日大に来た」つもりかもしれないが、大学は学び舎であり、大学生として勉強をしなければならない。
有力選手の中には、授業料免除になっているのもいるだろうが、そうであっても大学では「履修する」ことが義務付けられるのだ。
しかし有力なスポーツ部に所属する日大生の中には、テストもまともに受けずに合格が決まり、合格すれば、授業は一切受けることなく、競技だけに打ち込み、グラウンドと寮を往復するだけの4年間を過ごす連中もいるのだ。
本来であれば18歳なら18歳の、20歳なら20歳の「習得すべき教養、社会的常識、倫理観」があるのだが、それらを全く身に着けることなく、ただただ指導者の言うことだけを聞いて4年間を過ごすような選手が、たくさんいるのだ。
そういうスポーツ馬鹿の中から、大麻を所持、使用するような愚かな連中が出てくるのだ。

今、日本版のNCAA(全米大学体育協会)であるUNIVAS(大学スポーツ協会)に所属する大学は、スポーツ推薦などで入学する大学生にも、授業を受けさせ、一定の学力を身に着けることを求めている。そういう「学ぶ力」がない学生は、スポーツの分野においても行き詰まることが多いからだ。
日本大学はUNIVASには加盟していない。昔ながらのスポーツ推薦で選手を獲得している。ありていに言えば「勉強ができなくても入学できる大学」のままなのだ。
益子俊志委員長が言いたかったのは「日大もスポーツ馬鹿ばっかりとるのはやめよう」ということだろう。
UNIVASに入るかどうかは別として、この不祥事を経て日大スポーツ競技部が「競技だけでは入学できない」「学力が必要な」大学に変貌しなければならない。
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日大のアメフト部に入って来る選手は「アメフトをやるためだけに、日大に来た」つもりかもしれないが、大学は学び舎であり、大学生として勉強をしなければならない。
有力選手の中には、授業料免除になっているのもいるだろうが、そうであっても大学では「履修する」ことが義務付けられるのだ。
しかし有力なスポーツ部に所属する日大生の中には、テストもまともに受けずに合格が決まり、合格すれば、授業は一切受けることなく、競技だけに打ち込み、グラウンドと寮を往復するだけの4年間を過ごす連中もいるのだ。
本来であれば18歳なら18歳の、20歳なら20歳の「習得すべき教養、社会的常識、倫理観」があるのだが、それらを全く身に着けることなく、ただただ指導者の言うことだけを聞いて4年間を過ごすような選手が、たくさんいるのだ。
そういうスポーツ馬鹿の中から、大麻を所持、使用するような愚かな連中が出てくるのだ。

今、日本版のNCAA(全米大学体育協会)であるUNIVAS(大学スポーツ協会)に所属する大学は、スポーツ推薦などで入学する大学生にも、授業を受けさせ、一定の学力を身に着けることを求めている。そういう「学ぶ力」がない学生は、スポーツの分野においても行き詰まることが多いからだ。
日本大学はUNIVASには加盟していない。昔ながらのスポーツ推薦で選手を獲得している。ありていに言えば「勉強ができなくても入学できる大学」のままなのだ。
益子俊志委員長が言いたかったのは「日大もスポーツ馬鹿ばっかりとるのはやめよう」ということだろう。
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