真新しい話など何にもないのだ。MLBのウィンターミーティング期間になって、MLBの首脳が集結している。その最大の話題はFAになった大谷翔平なのは、間違いないが、日本側がどうつついたって、新しい事実など出てこないのだ。

ドジャース本命説からにわかにブルージェイズが巨額の提示をして浮上したが、エンゼルスの線も残っていると言う。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「大谷に会った」と漏らしたことで、ドジャースは脱落したとか一歩進んだとか。






何ら新しいニュースなど出ていないのに、川﨑宗則、アキ猪瀬、岡島秀樹、古内義明などのお馴染みの顔があーだこーだ言って、その外側で玉川徹だ、八代英輝だ、羽鳥慎一だ、恵俊彰だ、みたいなコメンテーターや司会者も一緒に騒いでいる。適当に現地からの中継も交えながら。
玉川徹なんか、本当は、もっと取り上げたい事件がいっぱいあるだろうに、電通事件以来おとなしくなって、一緒に話を合わせている。

番組制作側にしてみれば、新しくもなく、独自でもない情報をだらだら使いまわすだけで、そこそこの視聴率が稼げるから結構な話だとは思うが、最近は野球プロパーの私でさえも食傷気味だ。

世の中は大変な事件がたくさん起こっている。ウクライナ戦争、中東での紛争に加えて、ベネズエラがガイアナに侵略しそうな様相だ。強権的な政権が次々誕生して、世界は物騒になってきている。
そっちの話をもうちょっと真剣に取り上げてほしいと思う。

世界戦争が始まれば、大谷翔平だって誰だって「野球どころではなくなる」のは間違いないのだから。



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