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阪神ファン歴88年!102歳のご長寿が阪神OB・川藤幸三と感動の対面『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2023』
阪神タイガースは、日本のプロ野球の草創時からある球団だ。1936年にできたから今年で87年目にあたる。
阪神タイガース一筋でファン歴88年のフミさん(102歳)は14歳の時に初めて試合を見たと言うが、102歳ということから1921年、大正10年生まれと考えられる。この人の14歳は1935年、昭和10年であり、この年の10月に球団が設立されて、22日、門前眞佐人が選手契約第一号になっている。

まだプロ野球の歴史は88年経っていない。長嶋茂雄の年齢と同じ87年なのだ。

甲子園球場は、1934年にできて来年100周年だから、このおばあさんが14歳のときにはすでに存在したけれども。

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番組スタッフもこれくらいの基本的なことは抑えておくべきだろう。

それにしても、プロ野球の歴史って大したことないのだ。私くらいの年齢だと1960年代半ばくらいからプロ野球を見た記憶があるが、そこからでも60年近く、つまりプロ野球の大半の時代を見ていることになる。

プロ野球草創期から監督をしていた藤本定義はまだ阪神の監督をしていたし、草創期に選手だった松木謙治郎、水原茂、三原脩、藤村冨美男なども、まだ社会人として活動していた。

1936年は、大相撲で言えば、双葉山が玉錦を破った年であり、69連勝が始まった年だ。まだ双葉山は健在であり、同期の玉ノ海梅吉はNHKで解説をしていた。大相撲ファンから見れば1936年は「ついこの間」みたいなものだった。戦前のお相撲さんがまだ親方衆で残っていた。

そう考えるとプロ野球の歴史がまだ浅いものだと思う。

それでも、このおばあさんは、戦前の職業野球を知っているはずで、そういう人はもう10年もたてばいなくなる。元選手などの言葉は残っているが、観客席はどうだったのか、客席で何を食べたのか、みたいな話が聞きたい。そういう人の言葉も残しておくべきだろう。



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